レポートウィザードの起動

レポートウィザードを使用して、新しいレポートプロシジャや SQL レポートプロシジャを作成したり、既存のレポートを開いたりすることができます。  

レポートウィザードを起動するには、次の手順を実行します。

  • [ホーム] タブの [コンテンツ] グループで、[レポート] をクリックします。
  • [環境ツリー] パネルでアプリケーションフォルダを右クリックし、[新規作成]、[レポート]、[レポート] を順に選択します。

    注意：[環境ツリー] パネルのコンテキストメニューから新しいレポートを作成するよう選択した場合、レポートウィザードの最初の画面は省略されます。レポートを作成するか、SQL レポートを作成するかを指定する必要はありません。代わりに、[データソースの選択] ウィンドウが開き、レポートの作成先として選択したディレクトリのパスが表示されます。

下図のように、レポートウィザードが開きます。

レポートウィザード

レポートウィザードでは、新しいレポートプロシジャまたは SQL レポートプロシジャを作成することも、最近使用したプロシジャを開くこともできます。

レポートウィザードを使用してレポートを作成するには

レポートウィザードの起動後、レポートプロシジャの作成を開始することができます。

注意：[環境ツリー] パネルのコンテキストメニューから新しいレポートを作成するよう選択した場合、レポートウィザードの最初の画面は省略されます。レポートを作成するか、SQL レポートを作成するかを指定する必要はありません。代わりに、[データソースの選択] ウィンドウが開き、レポートの作成先として選択したディレクトリのパスが表示されます。

    手順
  1. [レポートの作成] ボタンをクリックします。

    [レポートウィザード - プロシジャパスの選択] ウィンドウが開きます。

  2. 新しいレポートの作成先ディレクトリに移動し、[次へ] をクリックします。

    [データソースの選択] ウィンドウが開きます。

  3. アプリケーションフォルダツリー下でアプリケーションフォルダを選択し、マスターファイルリストでマスターファイルを選択します。選択したアプリケーションフォルダ内のデータソースのみを表示し、修飾ファイル名参照を生成するには、[修飾パスの使用] のチェックをオンにします。
  4. [完了] をクリックします。

    レポートキャンバスと [プロシジャビュー] パネルが開きます。

  5. オブジェクトインスペクタでフィールドをダブルクリックするか、フィールドをキャンバスにドラッグして、そのフィールドをレポートに追加します。
  6. [レポート]、[フォーマット]、[データ]、[レイアウト]、[表示]、[イメージ]、[フィールド]、[外観] タブのオプションを使用して、レポートにフォーマットを設定します。

    ヒント：[フィールド] および [外観] タブは、レポートキャンバス上でデータフィールドを選択した場合に表示されます。

  7. レポートを保存するには、クイックアクセスツールバーの [上書き保存] をクリックするか、ハンバーガーメニューから [保存] または [名前を付けて保存] を選択します。
  8. レポートを実行するには、クイックアクセスツールバーの [実行] をクリックするか、ハンバーガーメニューから [実行] を選択します。

外部 .sql ファイルから SQL レポートを作成するには

 レポートウィザードの起動後、SQL レポートプロシジャの作成を開始することができます。このオプションを選択すると、ワークスペースに存在する外部プロシジャを参照して選択することができます。

注意：[環境ツリー] パネルのコンテキストメニューから新しい SQL レポートを作成するよう選択した場合、レポートウィザードの最初の画面は省略されます。レポートを作成するか、SQL レポートを作成するかを指定する必要はありません。代わりに、[SQL レポートウィザード - ようこそ] ウィンドウが開きます。

    手順
  1. [SQL レポートの作成] をクリックします。

    [レポートウィザード - 新規 SQL レポートパスの選択] ウィンドウが開きます。

  2. SQL レポートの作成先ディレクトリを選択し、[次へ] をクリックします。

    [SQL レポートウィザード - ようこそ] ウィンドウが表示されます。

  3. [外部 '.sql' ファイルを取り込む] オプションをクリックします。
  4. [次へ] をクリックします。

    [SQL レポートウィザード - データアクセス情報] ウィンドウが開きます。

  5. [SQL データベースエンジン] エリアのドロップダウンリストから、データベースを選択します。ドロップダウンリストに表示されるオプションは、Reporting Server 構成に応じて異なります。
  6. [接続情報] エリアのドロップダウンリストから、選択したエンジンで使用可能な接続を選択します。
  7. [次へ] をクリックします。

    [SQL レポートウィザード - 外部 SQL ファイルの取り込み] ウィンドウが開きます。

  8. [参照] ボタンをクリックして外部 SQL ファイル名を選択するか、テキストボックスに外部 SQL ファイル名を入力します。

    必要に応じて、[SQL を実行] をクリックし、レコード件数を制限して SQL を実行します。デフォルト設定では、[レコードを制限して実行] のチェックはオンになっています。選択したエンジンでサポートされている場合は、レコード数を制限してプロシジャをテストすることができます。チェックボックスの横に表示されたテキストボックスに、読み取りレコード数を入力することができます。デフォルトの制限数は 100 です。

  9. [次へ] をクリックします。[SQL レポートウィザード - SQL オプションの確認] ウィンドウが開きます。指定したオプションを確認し、[次へ] をクリックすると、[レポートウィザード - SQL データソース] ウィンドウが開きます。
  10. 新しいプロシジャの作成先ディレクトリに移動します。
  11. [プロシジャ名を入力] テキストボックスに、SQL レポートの名前を入力します。
  12. [完了] をクリックします。

    レポートキャンバスと [プロシジャビュー] パネルが開きます。リボンの各タブを使用して、レポートにデータを追加し、データのフォーマットを設定することができます。

SQL パススルーを使用してリレーショナルデータベースに SQL コマンドを渡すには

レポートウィザードの起動後、SQL コマンドを入力して SQL レポートプロシジャの作成を開始することができます。これらの SQL コマンドは、SQL パススルー機能を使用して RDBMS に渡されます。

注意：[環境ツリー] パネルのコンテキストメニューから新しい SQL レポートを作成するよう選択した場合、レポートウィザードの最初の画面は省略されます。レポートを作成するか、SQL レポートを作成するかを指定する必要はありません。代わりに、[レポートウィザード - 新規 SQL レポートパスの選択] ウィンドウが開き、レポートの作成先として選択したディレクトリのパスが表示されます。

    手順
  1. [SQL レポートの作成] をクリックします。

    [レポートウィザード - 新規 SQL レポートパスの選択] ウィンドウが開きます。

  2. SQL レポートの作成先ディレクトリを選択し、[次へ] をクリックします。

    [SQL レポートウィザード - ようこそ] ウィンドウが表示されます。

  3. [SQL ステートメントをこのレポートリクエスト内に入力する] をクリックします。
  4. [次へ] をクリックします。

    [SQL レポートウィザード - データアクセス情報] ウィンドウが開きます。

  5. [SQL データベースエンジン] エリアのドロップダウンリストから、データベースを選択します。ドロップダウンリストに表示されるオプションは、Reporting Server 構成に応じて異なります。
  6. [接続情報] エリアのドロップダウンリストから、選択したエンジンで使用可能な接続を選択します。
  7. [次へ] をクリックします。

    [SQL レポートウィザード - SQL ステートメントの入力] ウィンドウが開きます。

  8. テキストボックスに、データベースに渡す SQL ステートメントを入力します。

    必要に応じて、[SQL を実行] をクリックし、レコード件数を制限して SQL を実行します。デフォルト設定では、[レコードを制限して実行] のチェックはオンになっています。選択したエンジンでサポートされている場合は、レコード数を制限してプロシジャをテストすることができます。チェックボックスの横に表示されたテキストボックスに、読み取りレコード数を入力することができます。デフォルトの制限数は 100 です。

  9. [次へ] をクリックします。

    [SQL レポートウィザード - SQL オプションの確認] ウィンドウが開きます。

  10. 選択したオプションを確認し、[次へ] をクリックします。

    [レポートウィザード - SQL データソース] ウィンドウが開きます。

  11. 新しいプロシジャの作成先ディレクトリに移動します。
  12. [プロシジャ名を入力] テキストボックスに、SQL レポートの名前を入力します。
  13. [完了] をクリックします。

    レポートキャンバスと [プロシジャビュー] パネルが開きます。リボンの各タブを使用して、レポートにデータを追加し、データのフォーマットを設定することができます。

既存の .sql ファイルから SQL コマンドをインポートするには

既存の .sql ファイルからコマンドをインポートすることができます。これにより、作成中のプロシジャに外部ファイルをインポートした後で、SQL コードを編集することが可能になります。コードの一部を使用してリクエストを編集することができます。

注意：[環境ツリー] パネルのコンテキストメニューから新しい SQL レポートを作成するよう選択した場合、レポートウィザードの最初の画面は省略されます。レポートを作成するか、SQL レポートを作成するかを指定する必要はありません。代わりに、[レポートウィザード - 新規 SQL レポートパスの選択] ウィンドウが開き、レポートの作成先として選択したディレクトリのパスが表示されます。

    手順
  1. [SQL レポートの作成] をクリックします。

    [レポートウィザード - 新規 SQL レポートパスの選択] ウィンドウが開きます。

  2. SQL レポートの作成先ディレクトリを選択し、[次へ] をクリックします。

    [SQL レポートウィザード - ようこそ] ウィンドウが表示されます。

  3. [既存の '.sql' ファイルからインポートする] をクリックし、[次へ] をクリックします。

    [SQL レポートウィザード - データアクセス情報] ウィンドウが開きます。

  4. [SQL データベースエンジン] エリアのドロップダウンリストから、データベースを選択します。ドロップダウンリストに表示されるオプションは、Reporting Server 構成に応じて異なります。
  5. [接続情報] エリアのドロップダウンリストから、選択したエンジンで使用可能な接続を選択します。
  6. [次へ] をクリックします。

    [SQL レポートウィザード - 外部 SQL ファイルのインポート] ウィンドウが開きます。

  7. SQL ファイル名を入力するか、[参照] ボタンをクリックしてファイルを選択します。

    必要に応じて、[SQL を実行] をクリックし、レコード件数を制限して SQL を実行します。デフォルト設定では、[レコードを制限して実行] のチェックはオンになっています。選択したエンジンでサポートされている場合は、レコード数を制限してプロシジャをテストすることができます。チェックボックスの横に表示されたテキストボックスに、読み取りレコード数を入力することができます。デフォルトの制限数は 100 です。これらのオプションはここで編集することも、次のステップで編集することもできます。

  8. [次へ] をクリックします。

    [SQL レポートウィザード - SQL ステートメントの入力] ウィンドウが開きます。

  9. テキストボックスに、データベースに渡す SQL ステートメントを入力します。
  10. [次へ] をクリックします。

    [SQL レポートウィザード - SQL オプションの確認] ウィンドウが開きます。

  11. 選択したオプションを確認し、[次へ] をクリックします。

    [レポートウィザード - SQL データソース] ウィンドウが開きます。

  12. 新しいプロシジャの作成先ディレクトリに移動します。
  13. [プロシジャ名を入力] テキストボックスに、SQL レポートの名前を入力します。
  14. [完了] をクリックします。

    レポートキャンバスと [プロシジャビュー] パネルが開きます。リボンの各タブを使用して、レポートにデータを追加し、データのフォーマットを設定することができます。