LPAD - 文字列の左パディング

LPAD 関数は、指定された文字および出力長に基づいて、その文字が左側にパディングされた文字列を返します。

文字列の左パディング

LPAD(string, out_length, pad_character)

説明

string

固定長の文字

左パディングを追加する文字列です。

out_length

整数

パディング追加後の出力文字列の長さです。

pad_character

固定長の文字

パディングに使用する単一文字です。

文字列の左パディング

次のリクエストでは WF_RETAIL データソースが使用され、LPAD 関数が、PRODUCT_CATEGORY フィールドの左側にパディング文字「@」を追加します。

DEFINE FILE WF_RETAILLITE
LPAD1/A25 = LPAD(PRODUCT_CATEGORY,25,'@');
DIG1/A4 = DIGITS(ID_PRODUCT,4);
END
TABLE FILE WF_RETAILLITE
SUM DIG1 LPAD1
BY PRODUCT_CATEGORY
ON TABLE SET PAGE NOPAGE
ON TABLE SET STYLE *
TYPE=DATA,FONT=COURIER,SIZE=11,COLOR=BLUE,$
END

出力結果は次のとおりです。

LPAD 使用上の注意

  • 一重引用符 (') をパディング文字として使用するには、2 つの一重引用符 (') を 2 つの一重引用符 (') で囲む必要があります (例、(LPAD(COUNTRY, 20,''''))。このパラメータの一重引用符 (') 内に変数を使用することはできますが、一時項目 (DEFINE) または実フィールドに関係なく、フィールドを使用することはできません。
  • 入力は、固定長または可変長の文字にすることができます。
  • 出力は (SQL に最適化された場合)、常に VARCHAR データタイプになります。
  • 指定した出力文字列の長さが元の入力文字列より短い場合、元のデータが切り取られ、パディング文字のみが残ります。出力文字列の長さは、正の整数として指定することも、引用符で囲まれていない & 変数 (数値を表す) として指定することもできます。