ネットワークインストールの手順
ここでは、WebFOCUS App Studio のネットワークインストールについて説明します。ネットワークインストールでは、WebFOCUS App Studio は、各開発者のデスクトップではなく、単一の共有マシン上にインストールします。開発者は、共有マシン上にインストールされたファイルを実行することにより、各自のデスクトップで WebFOCUS App Studio を起動します。この構成では、管理、インストール、およびアップグレードが単純化され、すべての開発者が構成済みの共通の環境を共有することができます。
WebFOCUS App Studio のネットワークインストールには、WebFOCUS Client の完全な接続機能は含まれていません。WebFOCUS App Studio のインストール後、ネットワーク上の WebFOCUS 環境にアクセスできるよう App Studio を構成する必要があります。 設定が終了すると、WebFOCUS App Studio で Web サーバの構成、Application Server の構成、WebFOCUS Client 接続、およびその WebFOCUS 環境の WebFOCUS Reporting Server が使用可能になります。
WebFOCUS App Studio のネットワークインストール手順は、次のとおりです。
- インストール要件の確認
- ibi WebFOCUS App Studio のインストール
- ibi WebFOCUS App Studio の構成
- ネットワークインストールのアクセス設定
- ibi WebFOCUS App Studio ネットワークショートカットのインストール
- ibi WebFOCUS App Studio の起動
インストール要件の確認
WebFOCUS App Studio のネットワークインストールは 3 種類のマシンタイプにより構成されます。各マシンで異なる要件があります。
- WebFOCUSマシンの要件
WebFOCUS のインストール要件およびインストール手順については、プラットフォームに対応する『ibi™ WebFOCUS® インストールガイド』を参照してください。
注意:WebFOCUS のバージョン番号は、WebFOCUS App Studio と同一である必要があります。
- WebFOCUS App Studio (共有) をインストールするマシン要件
WebFOCUS App Studio は、WebFOCUS と同一のマシンにインストールするか、別のマシンにインストールすることができます。WebFOCUS App Studio のネットワークインストールのための要件は、ネットワーク以外のインストールの場合と同様です。要件についての詳細は、ibi WebFOCUS App Studio のインストールを参照してください。
このマシンへは、ネットワーク経由で複数のユーザがアクセスできるため、複数の接続および頻繁なネットワークアクセスに対応するマシンを使用する必要があります。
- WebFOCUS App Studio を使用するユーザ (リモート) マシンの要件
ネットワーク上にインストールされた WebFOCUS App Studio を実行するマシンは、次の要件を満たしている必要があります。
- Windows 11、Windows 10、Windows 2022、Windows 2019、Windows 2016 Server エディション
- Adobe Reader Adobe Reader XI (11) および Adobe Reader X (10) は、WebFOCUS App Studio で動作保証されています。
- 管理者権限 ネットワーク上にインストールされた App Studio をクライアントマシンから最初に起動する際に、必要なレジストリエントリをローカルマシン領域に設定するために管理者権限が必要になります。
- WebFOCUS App Studio での複数ブラウザのサポート有効化開発者は、レポートを実行する際に、Chrome、Firefox、Edge のいずれかを使用することができます。
Chrome、Firefox、Edge を使用するには、.NET Framework Version 4.0 に同梱されているコンポーネントが必要です。このバージョンの .NET は、ほとんどのマシンに事前にインストールされています。使用するマシンにこのバージョンの .NET がインストールされていない場合は、https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=42637 から最新の Microsoft .NET Framework 4.x Developer Pack をダウンロードしてインストールできます。
必要な .NET Framework がクライアントマシンにインストールされているかどうかは、次のディレクトリの存在で確認できます。
%SystemRoot%¥Microsoft.NET¥Framework64¥v4.0.30319¥
説明
%SystemRoot%マシン上の Windows フォルダのパスです (例、C:¥Windows)。
注意:このディレクトリには、RegAsm.exe が格納されている必要があります。
WebFOCUS App Studio は、Visual Studio を使用して開発され、Visual Studio 2012 の Visual C++ 再頒布可能パッケージが必要です。Visual C++ 再頒布可能パッケージからは、Visual C++ ライブラリのランタイムコンポーネントがインストールされます。これらのランタイムコンポーネントは、Visual Studio 2012 がインストールされていないコンピュータで、Visual Studio 2012 を使用して開発されたアプリケーションを実行するために必要です。ほとんどのマシンには必要なライブラリが存在します。ただし、App Studio を実行する際に、このアプリケーションの実行に必要な更新済みファイルがシステムに存在しない場合は、次のメッセージが表示されます。
The program can’t start because mfc110.dll is missing from your computer.Try reinstalling the program to fix this problem.
または
This application has failed to start because the application configuration is incorrect. Reinstalling the application may fix the problem.
この問題を解決するには、https://www.microsoft.com から Visual Studio 2012 x64 の Visual C++ 再頒布可能パッケージの最新アップデートをダウンロードしてインストールします。
ibi WebFOCUS App Studio のインストール
ibi WebFOCUS App Studio のインストールを参照し、WebFOCUS App Studio をインストールします。ネットワークインストールの場合、Tomcat のインストールおよび構成、その他のサポートされている構成のオプションは表示されません。
ibi WebFOCUS App Studio の構成
WebFOCUS App Studio のネットワークインストールを構成するには、ネットワーク上にインストールされた WebFOCUS のインスタンスへのアクセスを設定する必要があります。このためには WebFOCUS 環境を定義します。
ibi WebFOCUS 環境を定義するには
- 手順
- WebFOCUS と WebFOCUS App Studio が同一マシン上に存在する場合、WebFOCUS Reporting Server を開始し、Web サーバと Application Server (いずれかまたは両方) が開始したことを確認します。
- タスクバーの [スタート] ボタンをクリックします。
- インストール済みアプリケーションのリストから、[ibi] アプリを展開します。
- [WebFOCUS 93 App Studio] を選択します。
新しい [エクスプローラ] ウィンドウが開き、製品のショートカットがすべて表示されます。
- WebFOCUS App Studio を起動します。
- [ホーム] タブの [ユーティリティ] グループで [環境] をクリックして、下図のような [環境リスト] ダイアログボックスを開きます。
[環境リスト] ダイアログボックスで、WebFOCUS 環境への接続を定義することができます。
[環境リスト] ダイアログボックスには、WebFOCUS App Studio 用に定義された WebFOCUS 環境がすべて表示されます。WebFOCUS 環境を事前に定義した場合は、その環境がここに表示されます。それ以外の場合は、localhost 環境のみが表示されます。
- [localhost] 環境を選択し、[プロパティ] をクリックしてデフォルト設定を編集します。
[WebFOCUS 環境プロパティ] ダイアログボックスが表示されます。
- [説明] テキストボックスの内容を、リモートマシンから WebFOCUS App Studio を起動したときに、エンドユーザ側で表示する名前に変更します。「localhost」という名前は、エンドユーザの localhost という意味に取られる可能性があるため、誤解のもととなります。
- [ホスト名/IP アドレス] および [ポート] に、WebFOCUS が構成されている Web サーバのホスト名とポート番号を入力します。WebFOCUS が WebFOCUS App Studio と同一のマシンにインストールされている場合でも、ホスト名に「localhost」を使用することは避けてください。エンドユーザが WebFOCUS App Studio を起動すると、localhost は WebFOCUS App Studio のマシンではなく、エンドユーザのマシンとして認識されます。
- 同一のホストマシンにインストールされた複数の WebFOCUS インスタンスを構成する必要がある場合は、[ホストエイリアスの許可] を選択します。
- 必要に応じて、接続タイムアウトを秒単位で指定することができます。タイムアウトが原因で接続が失敗する場合は、接続タイムアウトを 120 秒から 240 秒の間で指定することができます。デフォルト設定の接続タイムアウトは 60 秒です。
- 必要に応じて、ログインタイムアウトを指定し、WebFOCUS App Studio がログイン認証情報の検証結果を待機する最大時間を設定することができます。デフォルト時間は 15 秒です。必要に応じて、この値を増加させることができます。この設定は、環境ごとに構成することが可能です。
- [WebFOCUS 環境プロパティ] ダイアログボックス内のボタンをクリックし、環境でカスタマイズしているデフォルト設定のオプションを変更します。
- デフォルト環境の設定の終了後、[OK] をクリックします。
これ以外の WebFOCUS 環境を定義する必要があれば、[環境リスト] の [追加] をクリックします。
- 環境をすべて定義後、[環境リスト] の [OK] をクリックします。
- 認証情報の入力が要求された場合は、WebFOCUS Reporting Server にログインします。
- [環境ツリー] パネルから WebFOCUS 環境にアクセス可能であることを確認します。
- 製品を一度停止してから再び開始することで、環境への再接続および操作が可能であることを確認します。
ネットワークインストールのアクセス設定
開発者がWebFOCUS App Studio をネットワーク上から実行するには、WebFOCUS App Studio のマシンで、次の手順を実行する必要があります。
ネットワーク共有を設定するには
WebFOCUS App Studio を別のマシンで実行する前に、ネットワーク共有を設定する必要があります。セキュリティ上の理由から、この方法が現実的ではない場合、AppStudio93 ディレクトリにネットワーク共有を設定します。
ibi ディレクトリをネットワーク共有にするには、次の手順を実行します。
- 手順
- Windows でエクスプローラを開きます。
- ibi ディレクトリへ移動し、右クリックします。
- [プロパティ] を選択します。
- [共有] タブを選択します。
- [高度な共有] をクリックします。
- [このフォルダを共有する] を選択し、共有名を入力します。
- [アクセス許可] をクリックし、ibi 共有ディレクトリに [読み取りと実行] アクセス許可を割り当て、WebFOCUS App Studio の temp フォルダに [書き込み] アクセス許可を設定します。WebFOCUS App Studio の temp フォルダのパスは、次のとおりです。
drive:¥ibi¥AppStudionn¥temp
説明
driveWebFOCUS App Studio がインストールされているディレクトリです。
nnWebFOCUS App Studio のバージョン番号です。
- ネットワークインストールにアクセスするユーザに共有ディレクトリへのアクセス権限を許可します。ユーザは個別に追加することも、グループに追加することもできます。グループは保守がしやすく、必要なアクセス権限はグループに与えることができます。
- [OK] をクリックします。
ibi WebFOCUS 環境ファイル (wfscom.xml) をコピーするには
WebFOCUS 環境設定ファイル (wfscom.xml) を AppStudio93 にコピーします。¥bin ディレクトリにコピーし、リモートの WebFOCUS App Studio ユーザが利用できるようにします。
Windows の場合、WebFOCUS 環境を定義すると、設定は次のディレクトリに保存されます。
drive:¥Users¥user_id¥AppData¥Roaming¥Information Builders¥wfscom.xml
説明
Windows のユーザ ID です。
リモートマシンから wfscom.xml ファイルにアクセスできるようにするには、このファイルを共有ディレクトリにコピーする必要があります。このためのデフォルトディレクトリは、次のとおりです。
drive:¥ibi¥AppStudio93¥bin
WebFOCUS App Studio をネットワーク上で実行する場合、開発者はこのファイル内の設定、または開発者のマシン上に保存されている設定のいずれかを使用することができます。WebFOCUS App Studio がネットワーク上ではじめて実行されたときは、このファイルの設定が使用されます。このファイル内の設定が使用される場合、WebFOCUS App Studio がネットワーク上で実行されるたびに、この wfscom.xml ファイルがエンドユーザの ¥Application Data¥Information Builders¥ ディレクトリに格納されます。すべての開発者がこのファイル内の同一の設定を使用する場合、同一の WebFOCUS 環境が表示されます。
警告
- wfscom.xml ファイルの以前のコピーがリモートユーザのマシン上に存在する場合、そのファイルは上書きされます。
- リモートユーザがネットワークから WebFOCUS にアクセス中に、WebFOCUS App Studio 環境設定を変更した場合、それらの変更はエンドユーザのマシン上にのみ保存されます。この変更を他のユーザが利用することはできません。WebFOCUS App Studio は、次回起動する際に、この変更を上書きします。ただし、ユーザが環境をネットワークから更新しなことを選択した場合を除きます。詳細は、ibi WebFOCUS 環境のカスタマイズを参照してください。
- すべてのユーザに対する WebFOCUS 環境設定を変更するには、リモートマシンではなく、共有 WebFOCUS App Studio マシン上で変更する必要があります。次に、wfscom.xml ファイルを AppStudio93¥bin ディレクトリに再度コピーします。これにより、リモートマシンから WebFOCUS App Studio を起動したときに、この変更が利用可能になります。
ネットワーク設定を構成するには
WebFOCUS App Studio をネットワークで実行するための設定は、次のファイルに記述されています。
drive:¥ibi¥AppStudio93¥bin¥runfocshell.dat
WebFOCUS App Studio を別のマシンから起動する前に、このファイルを編集する必要があります。
- 手順
- テキストエディタで runfocshell.dat ファイルを開きます。
- 次の行を検索します。
REGSTRING:LastUsedServer=Name to be supplied by Administrator
- この行をデフォルト設定の WebFOCUS 環境の名前に変更します。以下はその例です。
REGSTRING:LastUsedServer=WFEnvironmentこの環境の設定については、ibi WebFOCUS 環境を定義するにはを参照してください。
- AppStudio93 ディレクトリにアクセスするためのホスト名、共有名、および UNC ディレクトリパスが正しいことを確認します。 directory.このホスト名はインストール時に設定されますが、このホスト名とともに共有名が正しいことを確認します。これはいくつかの行に記述されています。以下はその例です。
WFSCOM:¥¥hostname¥Ibi¥AppStudio93¥bin¥wfscom.xml SHLPATH:¥¥hostname¥Ibi¥AppStudio93¥bin
ホスト名が正しくない、または共有名を変更した場合、ホスト名が記述されている行をすべて更新します。
WFSCOM は、リモートマシンで wfscom.xml ファイルを検索するための値であることに注意してください。このファイルの名前と場所は、必要に応じて変更することができますが、ファイル名の拡張子は必ず .xml にします。指定したファイルがリモートユーザのリモートマシンの ¥Application Data¥Information Builders¥ ディレクトリにコピーされます。WFSCOM の値で指定したファイル名に関わらず、リモートマシンのファイル名は、常に wfscom.xml です。
- ファイルを保存し、テキストエディタを終了します。
このファイルの設定のほとんどは、インストールにより作成されており、技術サポートの指示がない限り、編集しないでください。
警告WebFOCUS App Studio がリモートマシンにロードされるとき、runfocshell.dat 内の DLL ファイルと OCX ファイルがこれらのマシンにロードされます。
ibi WebFOCUS App Studio ネットワークショートカットのインストール
WebFOCUS App Studio を実行するためのショートカットを作成するインストールプログラムが付属しています。リモートマシンのディスク領域が必要ないため、これは「Zero Footprint WebFOCUS App Studio 開発」と呼ばれます。
ショートカットをインストールするには、ネットワーク上の WebFOCUS App Studio を実行するリモートマシン上で、次の手順を実行します。
- 手順
- [エクスプローラ] を開きます。
- [アドレス] テキストボックスに WebFOCUS App Studio がインストールされたマシンのホスト名を UNC (Universal Naming Convention) 表記で入力します。この形式は次のとおりです。
¥¥hostname説明
hostnameWebFOCUS App Studio がインストールされているマシンのホスト名または IP アドレスです。
作成した ibi 共有ディレクトリの一覧が表示されます。
- 次の共有ディレクトリへ移動します。
¥¥hostname¥ibi¥AppStudio93¥Utilities¥Local_setup
- setup.exe を実行し、WebFOCUS App Studio のショートカットをインストールします。
セットアップウィザードが起動し、[ようこそ] ウィンドウが表示されます。
- [ようこそ] ウィンドウで [次へ] をクリックします。
ショートカットの作成が要求されます。
- 作成するショートカットを選択し、[次へ] を選択します。
ショートカットが作成されます。
- [完了] をクリックします。
ibi WebFOCUS App Studio の起動
WebFOCUS App Studio のショートカットをインストールすると、Windows の [スタート] メニューから [すべてのプログラム]、[Zero-Footprint WebFOCUS App Studio] を選択することで、WebFOCUS App StudioApp Studio を起動することができます。
それ以外のエラーが表示される場合、リモートマシン上の ibi WebFOCUS App Studio のネットワーク用設定の手順を確認し、runfocshell.dat 内に WFSCOM が正しく定義されていることを確認してください。
ただし、App Studio を実行する際に、このアプリケーションの実行に必要な更新済みファイルがシステムに存在しない場合は、次のメッセージが表示されます。Try reinstalling the program to fix this problem.
または
This application has failed to start because the application configuration is incorrect. Reinstalling the application may fix the problem.
この問題を解決するには、https://www.microsoft.com から Visual Studio 2012 x64 の Visual C++ 再頒布可能パッケージの最新アップデートをダウンロードしてインストールします。
リモートマシン上の ibi WebFOCUS App Studio のネットワーク用設定
WebFOCUS App Studio をリモートマシンからはじめて実行したときに、共有ネットワークマシンの wfscom.xml ファイルが、リモートマシンにコピーされます。Windows の場合、このファイルは通常、次の場所に保存されます。
drive:¥Users¥user_id¥AppData¥Roaming¥Information Builders¥wfscom.xml
説明
Windows のユーザ ID です。
このディレクトリには、その他のファイルも作成されます。このディレクトリは、デフォルト設定では表示されない場合があります。このディレクトリを表示するには、[エクスプローラ] を開き、[表示] タブを選択後、[隠しファイル] の項目を選択します。
WebFOCUS App Studio をリモートマシンで起動する際、レジストリ設定が次のパスに作成されます。
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Information Builders
HKEY_CURRENT_USER¥SOFTWARE¥Information Builders
また、¥¥hostname¥ibi¥AppStudio93¥bin¥runfocshell.dat ファイル内の DLL ファイルと OCX ファイルがロードされます。
ibi WebFOCUS 環境のカスタマイズ
WebFOCUS App Studio をネットワーク上から実行する際の、WebFOCUS 環境設定を処理する方法は、2 種類あります。開発者は、ネットワーク上の共通の設定を使用することも、開発者のマシンに固有のカスタム設定を使用することもできます。
- オプション 1 ネットワーク上の共通 WebFOCUS 環境設定を使用する (デフォルト)。
このオプションでは、開発者が WebFOCUS App Studio を起動するたびに、ネットワークインストール上の wfscom.xml ファイルが、以下の場所から開発者のマシンにコピーされます。
¥¥hostname¥ibi¥AppStudio93¥bin¥wfscom.xml
説明
hostnameWebFOCUS App Studio がインストールされているマシンのホスト名または IP アドレスです。
このオプションでは、このネットワーク上の WebFOCUS App Studio を使用するすべての開発者が、同一の環境設定を使用します。また、WebFOCUS 環境設定に開発者が加えた変更は、次回 WebFOCUS App Studio を起動した際には反映されません。
- オプション 2 開発者のローカルマシン上で、カスタム WebFOCUS 環境設定を使用する。
このオプションでは、開発者が WebFOCUS App Studio をはじめて起動した際に、ネットワーク上の wfscom.xml ファイルが開発者のマシンにコピーされます。ただし、開発者のマシンで WebFOCUS App Studio が起動された後に、開発者が wfscom.xml ファイルの上書きコピーを禁止するよう設定することができます。デフォルト設定では、開発者は wfscom.xml ファイルを上書きコピーするかどうかを選択することができます。
WebFOCUS App Studio の開始後、開発者のマシンで次の手順を実行します。
- [アプリケーション] ボタンをクリックします。
- [アプリケーション] メニューから [オプション] を選択します。
- [全般] タブの [その他の設定] で、[ネットワークからサーバ環境を更新] のチェックをオフにします。
これにより、使用中のマシンにレジストリ設定が作成され、ネットワーク上の WebFOCUS App Studio の起動時の wfscom.xml ファイルの上書きが禁止されます。
[ネットワークからサーバ環境を更新] オプションの表示および wfscom.xml の自動コピーは、runfocshell.dat ファイルを編集することにより制御できます。このファイルについての詳細は、ネットワーク設定を構成するにはを参照してください。runfocshell.dat ファイルは、開発者のマシン上に作成されるレジストリエントリを指定します。レジストリエントリは、WebFOCUS App Studio がネットワークから起動されるたびに作成され、以前のエントリを上書きします。
デフォルト設定では、次の行が表示されます。
REGISTRY:HKEY_CURRENT_USER¥SOFTWARE¥Information Builders¥AppStudio REGDWORD:IsRemote=1
上記の行により、wfscom.xml がコピーされます。開発者は、この設定を変更できます。
オプションを非表示にするには、行を以下のように変更します。
REGISTRY:HKEY_CURRENT_USER¥SOFTWARE¥Information Builders¥AppStudio REGDWORD:IsRemote=0
上記の行では、wfscom.xml は常にコピーされます。開発者は、この設定を変更できません。
開発者の設定に関わらず wfscom.xml をコピーするには、次の行を追加します。
REGISTRY:HKEY_CURRENT_USER¥SOFTWARE¥Information Builders¥AppStudio REGDWORD:IsRemote=0 REGDWORD:BypassWFSUpdate=0
上記の行では、ファイルがコピーされないよう設定されている場合でも、wfscom.xml は常にコピーされます。この方法により、すべての開発者が新しいバージョンの wfscom.xml ファイルを使用することになるため、環境設定が大きく変更される場合などに役立ちます。
ネットワークから wfscom.xml がコピーされないようにするには、次の行を使用します。
REGISTRY:HKEY_CURRENT_USER¥SOFTWARE¥Information Builders¥AppStudio REGDWORD:IsRemote=0 REGDWORD:BypassWFSUpdate=1
上記の行では、wfscom.xml がコピーされることはありません。開発者は、この設定を変更できません。
ibi WebFOCUS App Studio へのアクセスの制限
WebFOCUS App Studio にアクセスするには、いくつかの方法があります。
- WebFOCUS App Studio マシンに NTFS アクセス許可を設定し、ファイルシステムへのアクセスを制限することができます。
- WebFOCUS App Studio マシン上の次のファイルを編集することにより、WebFOCUS App Studio の実行可能ユーザ ID を指定することができます。
drive:¥ibi¥AppStudio93¥bin¥devstdpw.dat
デフォルト設定では、このファイルにはアスタリスク (*) が記述されており、任意のユーザ ID で WebFOCUS App Studio を実行することができます。WebFOCUS App Studio 実行ユーザを制限するには、アスタリスク (*) を削除します。次に、WebFOCUS App Studio の実行を許可するユーザ ID を記述します。ユーザ ID はそれぞれ 1 行で記述します (1 つのユーザ ID につき 1 行)。これらのユーザ ID には、Windows のログオンユーザ ID を指定します。このファイルでは、大文字と小文字が区別されます。ユーザ ID にドメイン名は含めません。
ibi WebFOCUS App Studio ネットワークバージョンでのクライアントマシンからの ibi WebFOCUS App Studio のトレース作成
ネットワークバージョンの WebFOCUS App Studio の場合は、このトレースユーティリティを使用して、クライアントマシンからのリクエストをトレースすることができます。これを実行するには、WebFOCUS App Studio 通信レイヤトレースユーティリティ (drive:¥AppStudio93¥bin¥wfscomtrace.exe および クライアントマシンの任意の場所にコピーします。このユーティリティを、drive:¥AppStudio93¥bin¥wfscomtrace.exe および
drive:¥AppStudio93¥bin¥focshell.dat ファイルよりも前に実行しておきます。 このユーティリティを、drive:¥AppStudio93¥bin¥wfscomtrace.exe および
drive:¥AppStudio93¥bin¥focshell.dat ファイルよりも前に実行しておきます。 このユーティリティは、技術サポートで分析が必要な、問題が発生する作業を実行する前に実行します。トレースユーティリティで、トレースを有効にします。トレースが完了した時点でトレースファイルを保存し、トレースをオフにした上で、通信レイヤトレースユーティリティを終了します。@@@