Cloud Software Group, Inc. EBX®
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TIBCO EBX®の仕組み

製品の概要

マスターデータ管理(MDM)は、共有データをモデル化、管理、および最終的に管理する方法です。さまざまなITシステムやさまざまなビジネスチームでデータを共有する必要がある場合、マスターデータの単一の管理されたバージョンを持つことが重要です。

EBX®を使用すると、ビジネスユーザーとITユーザーは、データモデルを設計し、マスターデータコンテンツを管理するために、単一の統合ソリューションで共同作業を行うことができます。

EBX®は、コラボレーションワークフロー、データオーサリング、階層管理、バージョン管理、役割ベースのセキュリティなどの豊富な機能を使用して、あらゆるタイプのマスターデータのモデリングとガバナンスの実装を可能にするMDMソフトウェアです。

EBX®を使用したMDMプロジェクトは、データモデルの作成から始まります。ここで、マスタデータに関連するテーブル、項目、リンク、およびビジネスルールが定義されます。モデル化されたデータの例には、製品カタログ、財務階層、サプライヤーのリスト、または単純な参照テーブルが含まれます。

次に、データモデルを公開して、データセットで利用できるようにします。データセットは、データモデルで定義された構造に基づいて実際のマスターデータを格納します。データセットは、更新を相互に分離するコンテナであるデータスペース内に編成および含まれています。データスペースを使用すると、他のバージョンに影響を与える変更を加えることなく、データの並列バージョンで作業できます。

ワークフローは、管理された変更管理またはデータ承認を実行するための非常に貴重な機能です。これらは、人間と自動の両方の複数のユーザーが関与する段階的なプロセスをモデル化する機能を提供します。

ワークフローモデルは、実行するタスクと、タスクに関連する関係者の詳細を示します。ワークフローモデルが公開されると、データワークフローとして実行できます。データワークフローは、コラボレーションコンテキストで、関連するイベントや未解決の作業をユーザーに通知できます。

データサービスは、外部システムがリポジトリ内のデータにアクセスしたり、Webサービスを介してデータスペースやワークフローを管理したりできるようにすることで、EBX®をサードパーティシステム(ミドルウェア)と統合するのに役立ちます。

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EBX®アーキテクチャ

次のダイアグラムは、EBX®アーキテクチャを示しています。

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/ebx_search.pngユーザーガイド目次

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