対応付けを編集して異なる大文字小文字を使用して変換する
[Product] という名前の文字列カラムが含まれる 2 つのデータテーブルがあるとします。1 つのデータテーブルでは値が小文字で ([apples]) 記述され、もう 1 つのデータテーブルでは最初の文字が大文字で ([Apples]) 記述されています。2 つのカラムは名前とデータ型が同じであるため、自動的に対応付けられます。ただし、これらのカラムのデータを 1 つのビジュアライゼーションで組み合わせるには、一方のカラムの値を変換して、両方のカラムで同じ形式で記述されるようにする必要があります。
このタスクについて
実際のカラム値を変換するのではなく、カラムの対応付けに変換ステップを追加すると、ビジュアライゼーションの元の値名を使用できます。
始める前に
手順
タスクの結果
変換ステップは、データの元のソースとは関係なく、常にインメモリで実行されます。これにより元のデータ ソースでサポートされない変更を実行できるようになります。たとえば、一部のインデータベース ソースではカラムのデータ型を切り替えることができませんが、変換ステップはインメモリで行われるため、このように異なるデータ型のインデータベース データとの対応付けを作成することができます。また、システムにロー メソッドがないインデータベース データ (OLAP キューブなど) にも有用です。
ただし、変換を使用するのではなく、メソッドをカラムで直接適用する必要がある場合もあります。たとえば、値のグループが適用されたメソッドからの結果によって影響を受ける場合です。キューブ データの場合、一致が値ではなくキーで行われるように指定する場合もあります。これを行うには、キューブの一致するカラムに対し KeyOf
メソッドを直接選択します。
親トピック: カラムの対応付けを手動で追加する