データの再ロード
分析で使用されているデータ ソースが頻繁に更新され、常に最新のデータを表示するには、分析を再度開かずにセッション中にデータを再ロードできます。
このタスクについて
分析内のほとんどのデータテーブルを同時に再ロードするには、次の手順を使用します。特定のデータ ソースのみを再ロードする場合は、代わりに「単一のデータソースのデータの再ロード」を参照してください。
ヒント: 代わりに、データ キャンバス から、単一のデータテーブルのデータを再ロードすることもできます。ここで、リンクされたデータのみ ([常に新規データ] または [可能な場合は新規データ] が設定されたソース) を再ロードするか、データテーブル内のすべてのデータ ([保存されているデータ] および [分析ファイル内にデータ接続を保存する] を含む) を再ロードするかを選択できます。
始める前に
注: 再ロードは保存されたデータと最上位レベルの埋め込みデータの両方に影響を与える可能性があるため、分析に特定のデータを含めることが重要な場合、作成者はそのことを考慮する必要があります。場合によっては、他のユーザーによってデータが不注意に再ロードされないように元のソースとのリンクを解除することをお勧めします。
手順
メニュー バーで、[データ] および次のいずれかの再ロード オプションを選択します。
- リンクされたデータを再ロード – データのロード設定が [常に新規データ] または [可能な場合は新規データ] のすべてのリンクされたデータが更新されます。ただし、データ ロードに [保存されているデータ] が設定されているリンク データのソースはこのプロシージャでは再ロードされません。
- [すべてのデータを再ロード] - 再ロード可能なすべてのデータが再ロードされます。これには、データ ロードに [保存されているデータ] が設定されているリンク データおよび再ロード可能なソースからの埋め込みデータ (ソースが利用可能な場合) が含まれます。データ ソースにクリップボードからのデータがある場合、または埋め込みデータテーブルの一部のカラムを固定した場合は、データテーブルを再ロードできません。埋め込みデータの詳細については、下記を参照してください。このオプションは作成者のみが利用できます。注: 1 つまたは複数のデータテーブルが非常に大きい場合、すべてのデータテーブルを再ロードすると時間がかかる場合があります。代わりに、リンクされたデータを保存する場合、データテーブルのどの部分を再ロードするかを正確に選択できます。注: インデータベース データテーブルの再ロードは、データのみを再ロードし、スキーマは再ロードしません。完全なスキーマの更新が必要な場合は、『Spotfire Analyst ユーザー ガイド』の「データ接続設定」を参照してください。
注: スケジュールされた更新を使用するように分析が構成されている場合は、リンクされたデータを再ロードすることはできません。通常、スケジュールされた更新を使用すると、最新のデータが必要とされる前にダウンロードすることで、エンドユーザーの時間を節約できます。このような分析には、多くの場合、ランダムに再ロードするべきではない大量のデータが含まれています。スケジュールされた更新についての詳細は、Spotfire Server「Installation and Administration Help」を参照してください。
ヒント: 再ロードの前に変換を編集する場合は、インストールされたクライアントを使用してデータ キャンバスから行うことができます。ソース (たとえば Excel ファイル) のインポート設定を変更するには、データ ソース自体を置き換えることができます。
親トピック: データを置換する
埋め込みデータ
分析にデータテーブルを埋め込むことで、分析ファイルにデータが含まれ、オフラインで使用できます。これは、[設定] をクリックし、[分析ファイル内にデータを保存する] を選択して、データ キャンバスから実行できます。
このタスクについて
埋め込みデータは、分析ファイルの最終データテーブルのスナップショットをキャプチャします。データを埋め込んで保存した場合は、リンクの場合と違って、データテーブルの各部分を個別に再ロードすることはできません。ただし、このソースを利用できる場合は、[すべてのデータの再ロード] オプションを使用して、元のデータ ソースからのデータを再ロードすることができます。つまり、分析が存続している間、埋め込みデータは必ずしも固定値のまま変更できなくなるわけではありません。再ロードを実行すると、元のソースから分析へと最新データが取得されます。したがって、最も新たに再ロードされ保存されたデータのスナップショットが分析に含まれることになります。埋め込みデータを含む分析を開くだけでは、データの再ロードは実行されません。
ヒント: 現在再ロードできないデータ ソースがデータテーブルにある場合は、別のソース (クリップボード以外のデータなど) にデータ ソースを置き換えることでリンクを再作成できる場合があります。
「ロードする方法」および「リンク データ、保存データ、埋め込みデータ」も参照してください。