Spotfire® Web クライアント ユーザー ガイド

テキストエリア

テキストエリアでは、ページの目的などの情報を追加したり、自分の見解を示したりすることができるスペースです。これにより、他の人がその見解を検証したり、コメントすることができます。また、イメージ、リンク、ボタンを追加することもでき、分析にアクセスする他のユーザーにとって役立つと思われるアクションを開始することができます。

注: テキストエリアは、インストールされたクライアントで作成する必要があります。

テキストエリアは、ビジュアライゼーションとは異なりますが、棒グラフや散布図のようにページに配置することができます。ページにテキストエリアを配置する方法の詳細については、「ビジュアライゼーションを配置する」を参照してください。

サイズの異なる画面で表示される分析を作成するときに、テキスト領域のスクロール バーを回避する方法については、「特定のビジュアライゼーションのサイズをロックする」を参照してください。

テキストエリアに追加できるコンテンツには、次のようにいくつかの種類があります。

  • テキスト - フォント、色、配置などを変更して、テキストを好みの書式にすることができます。外部 Web ページへのリンクを追加することもできます。
  • イメージ - テキストエリアに追加できるイメージの形式は、GIF、BMP、PNG、または JPG です。標準のイメージを追加するには [イメージの挿入] を使用しますが、クリックされたときにアクション コントロールのように動作するイメージを追加することもできます (下記を参照)。
  • アクション コントロール - 特定のアクションまたは一連のアクションを実行するリンク、ボタン、またはイメージをテキストエリアに追加できます。たとえば、アクション リンクは、異なるページに切り替えたり、ブックマークを適用したりできます。データ関数の計算を更新したり、スクリプトを実行したりすることもできます。これは、分析結果を他のユーザーと共有する際に便利です。たとえば、「...フィルタリングが完了したら、計算を更新してください」などの指示をテキストエリアに書き込んで、他のユーザーに実行してもらいたい操作へのリンクを含めることができます。また、分析のレポートの準備ができたら、アクション コントロールを使用して PDF 文書にエクスポートできます。
  • プロパティ コントロール - 選択したプロパティの値を制御するさまざまな項目を数多く追加できます。これには、事前定義された値を持つ、ドロップダウン リスト、リスト ボックス、またはスライダーが含まれます。また、任意に入力できる手動入力フィールドを追加したり、指定したプロパティの現在値を表示するラベルを単に追加することもできます。詳細については、テキストエリアへのプロパティ コントロールの追加 を参照してください。
  • フィルター - 分析内に少数のフィルターのみを表示する場合は、それらのフィルターをテキストエリアに追加できます。つまり、フィルターパネルと [分析内のデータ] フライアウトはフィルターには不要で、閉じて、画面の空きスペースを節約できます。テキストエリア内のフィルターは、ページの残り部分で使用されているものとは異なるフィルタースキームを使用するように構成することもできます。この手法が役に立つのは、ページで使用されているものとは異なるフィルタースキームによってそのページ上の 1 つ以上のビジュアライゼーションを制限することを選択している場合です。
  • 動的項目 - 動的項目は、テキストエリア内やグラフィカル テーブル内に配置できる小さな「ビジュアライゼーション」です。テキストエリアに含まれている動的項目は、何らかのデータの集計ビューを表します。たとえば、売上高の合計を表示する計算値である場合があります。動的項目は、ページのフィルターや他のフィルターに反応するように構成することも、どのフィルターにも反応しないように構成することもできます。動的項目は、詳細ビジュアライゼーションと同様に、他のビジュアライゼーション内のマークによって制限することもできます。使用可能な動的項目は、スパークライン、計算値、アイコン、およびブレット グラフです。