接続データ ソースのプロパティ
データ接続を作成または編集する際に、接続データ ソースのプロパティを設定および変更できます。データ ソース プロパティは、外部データ ソースに関する情報を提供し、Spotfire が外部データ ソースと通信する方法を決定する設定です。
Spotfire の各データ コネクタにはデータ ソース プロパティ一式が組み込まれており、これはユーザーが制御可能です。接続先のサーバー アドレス、ログインに使用する認証方法、ユーザー名とパスワードを指定するプロパティなど、一部の基本プロパティはほとんどのコネクタで使用可能です。その他のプロパティはコネクタ固有のもので、一部のプロパティは特定タイプの外部データ ソースにのみ適用できます。
通常、Spotfire のデータ ソース プロパティと、Spotfire が外部システムとの通信に使用するドライバ ソフトウェアまたは API の設定またはオプションとの間には一致があります。たとえば、Amazon Redshift コネクタとの接続を作成する場合、データ ソース プロパティの SSL モード
は、Amazon Redshift ODBC ドライバのオプション SSLMode
を制御します。したがって、各種データ ソース プロパティの詳細については、データベースまたはドライバのベンダーによる公式ドキュメントを参照してください。
他のドライバ設定をカスタム プロパティとして構成する
Spotfire のデータ コネクタが公式にサポートしているのは、組み込みのデータ ソース プロパティのみです。ただし、ドライバ ソフトウェアまたは API には、さらに多くの設定やオプションを含めることができます。
このタスクについて
一部のコネクタでは、接続データ ソースにカスタム プロパティを追加できます。カスタム プロパティを使用すると、組み込みのデータ ソース プロパティを持たないドライバ設定を追加および変更できます。カスタム プロパティで制御する設定は正式にはサポートされていませんが、接続パフォーマンスの調整、接続の動作の変更、または特定のデータへのアクセスの際に役立つ場合があります。
カスタム プロパティをデータ接続に追加する
データ接続でカスタム プロパティを使用するには、プロパティを追加して値を設定する必要があります。
このタスクについて
設定をカスタム プロパティとして追加する前に、データベースまたはドライバのベンダーによる公式ドキュメントを参照してください。その設定が何を行うのか、また、どのようなタイプの入力が許可されるのかを知っておく必要があります。
手順
- 新しいデータ接続を作成するか、既存のデータ接続を編集します。
- 「[データ ソース] に接続」フォームで接続データ ソースを編集する場合は、[その他のプロパティ] をクリックします。
- 展開された「その他のプロパティ」フォームで、[プロパティを追加] をクリックします。
- ポップオーバー メニューで、カスタム プロパティとして追加する設定を選択します。
- 追加された新規入力フィールドで、カスタム プロパティの値を設定します。
コネクタのカスタム プロパティを有効にする
Spotfire 管理者は、カスタム プロパティをサポートするデータ コネクタごとに、カスタム プロパティの使用を許可またはオフにすることができます。既定では、カスタム プロパティはオンになっています。
手順
[コネクタ] > [コネクタ名] > [AllowCustomProperties]
を True
に設定します。
どのカスタム プロパティを許可するかを制御する
Spotfire 管理者は、各コネクタのカスタム プロパティとして使用できるドライバ設定またはオプションのリストを入力できます。
このタスクについて
CustomProperties
] 設定が空の場合、既定の設定リストが各コネクタのカスタム プロパティとして許可されます。完全なリストについては、各コネクタのヘルプ トピックを参照してください。
手順
[コネクタ] > [コネクタ名] > [CustomProperties]
を編集し、許可するドライバ設定またはオプションのリストを追加します。