データ接続と接続データ ソース
データ接続を使用すると、データベースなどの外部システムからのデータを Spotfire で分析できます。データ接続を作成して開くには、接続するシステムに対応するコネクタを使用します。データ接続を使用してデータにアクセスする場合は、データをインデータベース データテーブルとして分析するか、またはSpotfire データ エンジンにデータテーブルをインポートできます。
データ接続および接続データ ソースについて
データ接続には、データ接続自体と接続データ ソースの 2 つの基本コンポーネントがあります。
データ接続
には、Spotfire でデータテーブルとして使用できるようにするデータベースまたはキューブのデータに関する情報が格納されています。データ接続を作成する場合は、そこに含めるデータおよびそのデータを 1 つ以上のデータテーブルに編成する方法を定義します。
接続データ ソース
には、データ接続が外部システムにアクセスする方法に関する情報が格納されます。接続データ ソースのセットアップに必要な情報は接続によって異なりますが、一般的にはサーバー名、ポート番号、データベース名、資格情報が含まれます。
すべてのデータ接続には、接続データ ソースが必要です。接続データ ソースは、データ接続に埋め込まれていることが多く、新しいデータ接続を作成する際の接続データ ソースおよびデータ接続の両方を構成できます。
続データ ソースとデータ接続自体の両方は、必要に応じてライブラリーで共有できます。接続データ ソースをライブラリーに保存すると、新しいデータ接続を作成するために同じ接続データ ソースを再利用できます。
以下のテーブルに、さまざまな構成シナリオを示します。
| Spotfire.Analysis | データ接続 | 接続データ ソース |
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ライブラリーで共有 | ライブラリーで共有 |
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ライブラリーで共有 | 接続内にデータを保存する |
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分析ファイル内にデータを保存する | ライブラリーで共有 |
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分析ファイル内にデータを保存する | 接続内にデータを保存する |
分析で共有データ接続を使用すると、データ接続を更新することで、大量の分析でデータを同時に簡単に更新できます。
データ接続には、埋め込み接続データ ソースまたは共有接続データ ソースを含めることができます。編集する場合は、必要に応じて共有データ ソースを接続に一時的に埋め込むことができます。
分析に共有データ接続が含まれている場合でも、オフラインであってもキャッシュされたデータ接続を使用することができます。ただし、キャッシュ データの期限が切れていると、ライブラリーのデータ接続から得られるであろうデータと異なる場合があります。
接続のビュー
リレーショナル データベースに基づくデータ接続に含まれる 1 つまたは複数のビューは、分析内のデータテーブルとして使用できます。それぞれのビューはデータベースの複数のソース テーブルで構成され、構造的リレーションを使用して単一のビューに結合されます。これらのリレーションは、データベース内でデータベース管理者がセットアップする場合もありますが、インストール済みクライアントの [接続内のビュー] ダイアログで手動で作成することもできます。
分析で使用するデータテーブルは、[接続のビュー] ダイアログでも選択できます。上の図では、データ接続によって 2 つのビューが作成され、そのうち 1 つは関連する 2 つのソース テーブルが結合されたビューです。ライブラリー内で共有されるデータ接続には、指定されたビューのセットが含まれていますが、現在の分析に埋め込まれているデータ接続を分析のコンテキスト内で編集して、接続で使用されているビューを更新できます。特定の分析内でデータテーブルを変更する場合は、[データ接続の設定] ダイアログでいつでもデータ接続を埋め込むことができます。
分析に追加済みの接続に含まれているビューに基づいてデータテーブルを追加する場合は、同じソースに基づいて 2 番目の接続を追加するのではなく、 オプションからデータテーブルを追加し、[現在の分析のデータ接続] にリストされているデータ接続を開きます。分析に接続を追加すると、その接続で使用できるすべてのビューが追加され、分析内でそれらのビューのすべてにアクセスできるため、それから新しいデータテーブルを作成するだけですみます。同じデータに基づいて 2 番目の接続を追加すると、別のビュー セットが作成されるため、外部システムの分析に与える影響が増加します。
プロンプトおよびオンデマンド
プロンプトおよびオンデマンド ロードは、分析のエンド ユーザーが分析するデータ ソースからのデータを選択できるようにするための方法です。詳細については、「データのロードの概要」を参照してください。データ接続に対しプロンプトを定義する場合は、常にプロンプト構成をデータ接続自体に保存します。つまり、プロンプトされたデータ接続を使用するすべての分析では、分析が開かれたときにエンド ユーザーに入力が求められます。
ただし、オンデマンド ロードは、分析で定義されます。プロンプトされたデータ接続に基づいてオンデマンド ロードを分析に対し構成する場合、データ接続のプロンプトで構成されたパラメータに対しオンデマンド ロードを定義してプロンプトを上書きできます。
上記の図の分析 1 では、分析が開かれると入力が求められます。オンデマンド データテーブルは含まれていないため、プロンプトは唯一の制限です。
分析 2 はデータ接続からのデータのオンデマンド ロードで構成されており、プロンプトで構成された同一のパラメータがオンデマンド ロードの定義に使用されています (たとえば、選択は別のデータテーブルの値をマークして行います)。つまり、プロンプトが上書きされ、パラメータ A の入力はプロンプトでなく、定義されたオンデマンド入力からのものです。
分析 3 はオンデマンド ロードを使用するように構成されますが、オンデマンド ロードはカラム B の入力値に基づいています。この場合、分析ではカラム A への入力が求められ、オンデマンド データテーブルの制限はカラム B の値の選択にのみ基づきます。
分析 4 はオンデマンド ロードを使用するように構成されますが、オンデマンド パラメータは定義されていません。この場合、データのロード時にプロンプトのみが有効になります。



