比較の円
比較の円の描画は、さまざまなカテゴリ (Box Plot のボックス) の平均値が相互に大きく異なるかどうかを表示する方法です。円は、対応するボックスの平均値である中央の値を使用して描画されます。
さまざまなグループの円が重なり合わない場合、通常、2 つのグループの平均は大幅に異なります。円の重なりが大きい場合、平均は大きく異なりません。


上記の例では、多数の各種果物と野菜の売上高の合計を示しています。洋ナシのボックスがマークされています。これは、対応する比較の円にも示されています。マークされた比較の円は、枠の色が濃く、透明で塗りつぶされています。比較の円またはビジュアライゼーション領域の下部にある小さいリレーション インジケータ (イメージでは赤い円で囲まれています) を確認することによって、レタスの売上高の総計には、大幅に異なるグループ平均は表示されていないのに対して、その他すべての果物と野菜のグループ平均は、洋ナシの平均とは大きく異なることがわかります。リレーション インジケータ内の正方形は、マークされたボックスとリレーション インジケータの線が、マークされたボックスと大きく異ならないすべてのボックスにまで及ぶことを示しています。
比較の円の Box Plot を強調表示することによって、その比較の円を強調表示することもできます。また、その逆も同様です。強調表示された比較の円は、少し明るめの色で描画されます。


ヒント: Box Plot から円を区切っている垂直線の上にマウス ポイントを置いて、適切な位置にハンドルをドラッグすることによって、比較の円が入った領域をサイズ変更することができます。
- 比較の円のアルゴリズム
比較の円の描画は、すべてのペアのグループ平均が相互に大きく異なるかどうかを表示する方法です。計算には Tukey-Kramer 法が使用されます。それぞれのグループ (それぞれの Box Plot) は、円の中心がグループ平均値に揃えられた円を取得します。
親トピック: Box Plot