アクション mod
アクション mod とは、アクション (スクリプト) をまとめてパッケージ化したもので、分析におけるアクションの共有や再利用を容易にします。mod 内のアクションは、ビジュアライゼーションやテキストエリアのトリガーから実行するか、ライブラリーから直接実行することができます。アクション mod はビジュアライゼーション mod と同様の方法で開発され、使用する分析のコンテキスト内で開発・テストすることができます。アクション mod のスクリプトは、共通コードを共有し、スクリプトに必要なライブラリーを含めることができます。また、複数の分析で再利用できるよう、スクリプトを信頼して保存することができます。
アクション mod では、サンドボックス環境でスクリプトを実行するため、スクリプトは自分自身にしか影響を与えません。また、自分のデータにのみアクセスできます。この方法を使えば、スクリプトが他のユーザーに影響を与えたり、他のユーザーのデータを読み取ったり、システム全体に影響を与えたりすることがないため、必要なライセンスを持つユーザーであれば誰でも、自分で作成したスクリプトを実行することができます。また、信頼できる他のユーザーが作成したスクリプトを、どのユーザーでも実行できるように分析を構成することも可能です。
アクション mod を他のユーザーと共有する
- Spotfire ライブラリーに保存できます。
アクション mod がライブラリーに保存されると、その mod 内のアクションをライブラリーからアドホックに実行できるようになります。また、アクション フライアウトに固定して簡単にアクセスできるようにすることもできます。ユーザーは、ライブラリーを参照してアクション mod を検索できます。
- 分析に組み込むことができます。
その後、分析をライブラリーに保存するか、ローカル ファイルとして保存できます。
アクション mod の開発
アクション mod の開発者には、Spotfire クライアントの実行中のインスタンスとソース コード エディタが必要です。実際の開発とツールの詳細については、GitHub の「Spotfire® Mod Web サイト」を参照してください。
バージョン処理
デフォルトでは、アクション mod が Spotfire ライブラリーに再保存されると、その mod が使用されているすべての分析で、mod のすべてのインスタンスが更新されます。
「信頼を管理する」も参照してください。