Spotfire® ユーザー ガイド

マーク

ビジュアライゼーション項目をマークすることは、データ内の関心のある部分を選択して詳細に調べたり、さまざまな方法で操作したりすることを意味します。マークされた項目を収集し、マークされたものとして認識するために、それらの項目は特定のマークに関連付けられます。


マークされた項目の例
項目をクリックするなど、項目をさまざまな方法でマークします。項目の例には、棒のセグメント、マーカー、ライン、扇形などがあります。マークされている項目は簡単に区別できます。上に示すように、マークされていない項目の色はフェード アウトしますが、マークされた項目は元の色を保持し、濃い色で囲まれます。
ヒント: また、ビジュアライゼーションのプロパティで [マークされた項目に個別の色を使用] を選択すると、マークされた項目を、定義されたマーク色でビジュアライゼーションに表示することができます。このタイプのマークは、マークされたすべての項目を区別してグループとして表示することが重要で、項目の元の色はあまり重要でない場合に使用します。

ビジュアライゼーションで項目をマークすると、実際には (通常は) データテーブルの対応するローがマークされます。マークされたローのセット全体を識別して表現するために、マーキングという特別な概念が使用されます。マーキングには名前と色の 2 つの属性が割り当てられ、レジェンドに表示することができます(上の画像を参照)。

データテーブルのローがマークされるため、データテーブルおよび同じマーキングを使用する分析内のすべてのビジュアライゼーションが影響を受けます。他のビジュアライゼーションの項目にマークされたデータローが含まれている場合は、それらもマークされます。

項目をマークおよびマーク解除する方法については、以下を参照してください。
項目のマークは多くの目的で使用されます。たとえば、データにドリルダウンしたり、分析内でデータをグループ化するために使用できます。他にも次のようなユースケースがあります。

必要に応じて、分析に複数のマーキングを追加できます。詳細については、「新しいマーキングを追加する」を参照してください。使用可能なマーキングが複数ある場合、新しいビジュアライゼーションの作成時に既定のマーキングが使用されますが、個々のビジュアライゼーションで使用するマーキングは、ビジュアライゼーションのプロパティから変更できます。マーキング操作の影響を受けるのは、変更するマーキングと同じマーキングを使用しているビジュアライゼーションのみです。

[マーキング] パネル ([表示 > マーキング]) では、特定のマーキングがどのページで、またはどのビジュアライゼーションで使用されているかを確認できます。

色アイコンをクリックすると、マーキングの色を変更することができます。また、マーキングの名前をダブルクリックすると、名前を変更することができます。