データを視覚化する

データを視覚的に表現するため、さまざまな種類のビジュアライゼーションが提供されています。これらのビジュアライゼーションにはそれぞれ、データを有益な方法で表現するための特長が備わっています。

たとえば、以下の例に示すように、データ内で比較を実行したり、分布、コリレーションまたはトレンドを調査したりするのに適したビジュアライゼーションがあります。使用するビジュアライゼーションを決定する際には、データが連続しているか分類されているか、集計が必要かどうか、表現する必要がある変数の数は 1 つか 2 つか、それ以上かを確認することも重要です。

分析にビジュアライゼーションを追加するには、次の 3 つの方法があります。

データからの開始
ロードしたデータの中から興味のあるデータカラムを選択すると、それらのカラムに基づいたビジュアライゼーションに関する推奨事項が提供されます。その後で、対象のビジュアライゼーションを分析ページにドラッグし、必要に応じて微調整できます。

インストールされたクライアントを使用すると、選択に基づく基本的な視覚化に加えて、推奨エンジンによって計算された洞察に基づいて推奨される視覚化も取得できます。たとえば、このような洞察としては、選択したデータカラムとは別のデータカラムが、選択したデータカラムと強い相関関係を持つことなどがあります。
ビジュアライゼーションのタイプからの開始
使用するビジュアライゼーションのタイプを選択し、分析ページにドラッグすることができます。ページでは、視覚化するデータカラムとその方法を選択できます。これにより、ビジュアライゼーションを最初から構築できます。
視覚化する対象を検索する
既存の内容から興味のあるデータを検索したり、関連性のある新しいビジュアライゼーションに関する推奨事項を取得できます。その後、ビジュアライゼーションを分析ページにドラッグできます。

使用する方法に関わらず、ビジュアライゼーションのプロパティはいつでも変更できます。プロパティの変更には、視覚化するデータカラムの変更、データの要約に使用する集計方法の変更、色とフォントの変更などが含まれます。別のビジュアライゼーションタイプに切り替えることもできます。

はじめに

ビジュアライゼーションを追加するには、以下のいずれかを実行します。

オーサリングバーの [分析内のデータ] をクリックし、開いているフライアウトで対象のデータカラムを選択します。推奨されるビジュアライゼーションから、使用するものを分析にドラッグして確認します。
オーサリングバーで [ビジュアライゼーションタイプ] をクリックし、開いているフライアウトから使用するビジュアライゼーションのタイプをクリックするか、分析ページにドラッグします。次に、既定の設定を変更してビジュアライゼーションの外観を調整します。
メニューバーの [検索] をクリックします。開かれた検索フィールドに視覚化する対象を入力すると、見つかった一致に対して、ビジュアライゼーションが推奨されます。たとえば、調査するデータカラムの名前を入力すると、以下の図のようにビジュアライゼーションが推奨されます。次に、関心のあるものをクリックするか、分析にドラッグして調査します。

検索可能なものについての詳細は、「検索」を参照してください。