Spotfire® ユーザー ガイド

MySQL 用コネクタ – 機能と設定

MySQL 用コネクタを使用すると、MySQL データベースに接続してデータにアクセスできます。このページでは、機能、利用可能な設定、および MySQL へのデータ接続を行う際の注意事項に関する情報を提供しています。

ページ コンテンツ

コネクタの機能

MySQL 用コネクタを使用してデータにアクセスすると、次の機能が利用可能になります。

機能 サポートについて
ロードする方法
  • インポート (インメモリ)
  • 外部 (インデータベース)
  • オンデマンド
カスタム クエリー はい
ストアド プロシージャ はい (SingleStore を除く)
カスタム接続のプロパティ いいえ
ID プロバイダによるシングル サインオン いいえ
Web クライアントでのオーサリング いいえ
Linux での Spotfire ディストリビューションに含まれます はい

データ ソース プロパティ

サポートされているデータ ソース プロパティは次のとおりで、MySQL 用コネクタでデータ接続を作成する際に構成できます。

オプション 説明
サーバー

データが置かれているサーバーの名前です。ポート番号を含めるには、名前の直後にコロンを付けてポート番号を追加します。

ポート番号の例: MyDatabaseServer:1234

データベース システム

接続先サーバーのデータベース システムのタイプを選択します。

  • MySQL
  • MariaDB
  • MongoDB Connector for BI
  • SingleStore

Spotfire を実行しているコンピュータに、サポートされるドライバが複数インストールされている場合は、コネクタが使用する ODBC ドライバもこの選択によって決まります。

ヒント: 各種のオプションに対応するドライバと入手場所については、「Spotfire のドライバとデータ ソース」を参照してください。

選択したデータベース システムのドライバがインストールされていなくても、サポートされている別のドライバがインストールされていれば、コネクタはそのドライバを接続に使用することを試行します。サポートされているその他のドライバが複数インストールされている場合、Spotfire は使用するドライバを次の順序で選択します。

  1. MySQL Connector/ODBC
  2. MariaDB Connector/ODBC
  3. MongoDB ODBC Driver for BI Connector
Use SSL

データベースへの接続で Secure Sockets Layer (SSL) を有効にするかどうかを決定します。

重要: [SSL を使用] と SSL を構成するためのオプションは、MemSQL と MongoDB Connector for BI への接続ではサポートされていません。
証明書ファイルを埋め込む

[[SSL を使用] を選択した場合にのみ使用可能。]

SSL モード VERIFY_CA または VERIFY_IDENTITY を選択したときに、データベース サーバーの検証に使用する証明書ファイル。

証明書を埋め込むには、[参照] をクリックして、コンピュータ上の証明書ファイルを選択します。証明書ファイルが埋め込まれ、Spotfire データ ソースに保存されます。

ヒント: 証明書ファイルが埋め込まれているため、他のユーザーは自分のコンピュータに証明書ファイルを持っている必要はありません。

使用する必要がある証明書ファイル

注: パブリックの Spotfire Server (オンプレミスではない) に対して作業している場合、パブリック キーを含む証明書ファイルのみを使用できます。

証明書ファイルは、データベース サーバー上の CA 証明書と一致する必要があります。

パブリック キーを持つ証明書ファイルのみを使用することをお勧めします。

証明書ファイルは Spotfire データ ソースに埋め込まれていて、分析ファイルにも含まれる可能性があるため、プライベート キーを持つ証明書ファイルを使用すると、セキュリティ リスクにつながる可能性があります。

プライベート キーを持つ証明書ファイルを埋め込むには、設定 AllowEmbeddingCertificatesWithPrivateKeys が有効になっているユーザー グループの一部である必要があります。

ヒント: 効率的な再利用と保守性のため、ライブラリ内の接続データ ソースを共有することをお勧めします。
参照 コンピュータ上の証明書ファイルを参照して選択できるダイアログを開きます。
表示

Windows で [証明書] ダイアログを開きます。このダイアログでは、埋め込まれた証明書ファイルに関する情報を表示できます。

削除 埋め込まれた証明書ファイルを削除します。
SSL モード

[[SSL を使用] を選択した場合にのみ使用可能。]

データ ソースへの接続で使用する SSL モードを決定します。使用可能なオプションを以下に示します。

推奨

可能であれば、接続で暗号化を使用します。

必須

接続を暗号化する必要があります。

VERIFY_CA

[このオプションを使用するには、証明書ファイルを埋め込む必要があります。]

接続を暗号化する必要があります。クライアントは、データベース サーバーの CA 証明書を検証します。

VERIFY_IDENTITY

[このオプションを使用するには、証明書ファイルを埋め込む必要があります。]

接続を暗号化する必要があります。クライアントは、ホスト名が証明書と一致することを含め、データベース サーバーの CA 証明書を検証します。

一方向 TLS

[MariaDB への接続でのみ使用可能。]

[データベース システム] ドロップダウン メニューで [MariaDB] を選択すると、[一方向 TLS] が使用可能な唯一の SSL モードとなります。

認証方法

データベースにログインする際に使用する認証方法。Windows 認証またはデータベース認証のいずれかを選択します。

Windows 認証

(MySQL データベースへの接続にのみ適用されます。)

Windows 認証では、Spotfire は現在ログインしている Windows ユーザー (DOMAIN\Username) を認証に使用します。これには、MySQL データベースに DOMAIN\Username という形式の対応するユーザーが設定されている必要があります。

データベース認証

データベース認証の場合は、データベース ユーザーを使用して認証が行われます。データベース資格情報は、[データソース設定]ダイアログの設定を使用して、暗号化せずに分析ファイルの一部として保存できます。分析ファイルに資格情報が含まれている場合は、自動的にその資格情報がデータベースに対する認証に使用されます。

分析ファイルに資格情報や資格情報プロファイルが含まれていない場合は、ファイルを開くすべてのユーザーに対して、データベース資格情報の入力を求めるプロンプトが表示されます。

分析ファイルに埋め込まれている資格情報が不適格だった場合、資格情報の入力を求めるプロンプトは表示されません。

ゼロ DateTime を変換

無効な DateTime 値 (たとえば ‘0000-00-00 00:00:00’) を接続でどのように処理するかを決定します。

[ゼロ DateTime を変換] がオンの場合、無効な DateTime 値は「null」として返されます。

[ゼロ DateTime を変換] がオフの場合、無効な DateTime 値は使用できません。

既定では、[ゼロ DateTime を変換] はオフになっています。

文字セット ドライバからデータベースへのクエリをエンコードするために使用する文字セットを選択します。
接続タイムアウト (秒)

データベースへの接続が確立されるために許容される最大時間を秒単位で指定します。

既定値は 120 です。

注: 接続タイムアウトをゼロに設定すると、タイムアウトがないと解釈されます。つまり、接続を試行するための上限はありません。これは通常推奨されません。
コマンド タイムアウト (秒)

コマンドの実行の最長許容時間 (秒) を指定します。

既定値は 1800 です。

注: コマンド タイムアウトをゼロに設定すると、タイムアウトがないと解釈されます。つまり、コマンド実行を試行するための上限はありません。これは通常推奨されません。
注: [詳細] タブで使用可能な設定の詳細については、ドライバのベンダーから提供されている公式マニュアルを参照してください。

サポートされるデータ型

外部データ ソースとの接続をセットアップするときに、Spotfire ではデータ ソースのデータ型を対応する Spotfire のデータ型にマップする必要があります。以下は、MySQL コネクタがサポートするデータ型です。

データベースのデータ型 Spotfire のデータ型
BINARY Binary
BLOB Binary
LONGBLOB Binary
MEDIUMBLOB Binary
TINYBLOB Binary
BIT Boolean
DATE Date
DATETIME DateTime
TIMESTAMP DateTime
INT Integer
MEDIUMINT Integer
SMALLINT Integer
TINYINT Integer
YEAR Integer
BIGINT LongInteger
DOUBLE Real
FLOAT SingleReal
CHAR String
ENUM String
LONGTEXT String
MEDIUMTEXT String
NCHAR String
NVARCHAR String
SET String
TINYTEXT String
VARBINARY String
VARCHAR String
TIME Time
DECIMAL(p, s)

p <= 9 および s = 0 の場合: Integer

9 < p <= 18 および s = 0 の場合: LongInteger

その他の場合: Real

サポートされている関数

サポートされている関数は、計算カラムやカスタム式など、インデータベース データテーブルを操作するときに使用できる関数です。

注: サポートされている一部の関数は、データベースで使用できない場合があります。これは、データベースで使用できる関数によって異なります。それらの関数は、データベースのバージョンおよびタイプによって異なることがよくあります。

以下は、MySQL コネクタがサポートする関数です。

関数の種類 サポートされている機能
日付および時刻 Year, Quarter, Month, Week, WeekDay, WeekOfYear, Day, DayOfMonth, DayOfYear, DayOfWeek, DayName, Hour, Minute, Second, Microsecond
変換 SN
数学 Abs, ASin, ACos, ATan, Ceiling, Cos, Sin, Tan, Cot, Exp, Floor, Log, Log10, Log2, Ln, Power, Sqrt, Degrees, Pi, Truncate
演算子 +, -, *, /, %
統計 Sum, Avg, Min, Max, Count, UniqueCount, Std, Stddev_Samp, Var_Samp, Var_Pop
テキスト Concat, Instr, Length, Lower, LPad, RPad, RTrim, Trim, Upper, LeftString, RightString, Locate, Space, Replace, Substring, Substring_Index, Soundex, Reverse, Format, Insert