TIBCO Cloud™ Spotfire® Web クライアント ユーザー ガイド

データをエクスポートする

分析からローカル ファイルまたはライブラリーにデータをエクスポートできます。ライブラリーにエクスポートする場合、エクスポートされるのは常にデータテーブルのデータですが、ローカル ファイルにエクスポートする場合は、データテーブルのデータまたはビジュアライゼーションに表示されるデータのいずれかを選択できます。

データをライブラリーにエクスポート

このタスクについて

ライブラリーにエクスポートされるデータは、SBDF ファイル (TIBCO Spotfire バイナリ データ フォーマット ファイル) として保存され、分析からのデータおよびメタデータをバイナリ形式で保管します。

手順

  1. メニュー バーで、[ファイル] > [エクスポート] > [ライブラリーへのデータ]の順に選択します。
    [データをライブラリーにエクスポート] ダイアログが開きます。
  2. データのエクスポート元のデータテーブルを選択します。
    外部データ ソース (インデータベース) にあるデータはライブラリーにエクスポートできないため、選択できません。
  3. エクスポートするデータを選択します。
    • すべてのロー - フィルターの設定にかかわらず、データテーブル全体に含まれるすべてのローをエクスポートします。
    • フィルターロー - アクティブなページのフィルタースキームを使用して、現在のフィルターを適用後に残っているローをエクスポートします。
    • マークされたロー - 指定したマークを使用して、ビジュアライゼーションでマークされているローをエクスポートします。マークされたローがフィルターアウトされていても、それらのローがすべてエクスポートされることに注意してください。
  4. [OK] をクリックします。
  5. [ファイルとデータ] フライアウトで、データを保存するライブラリー フォルダに移動して、ファイル名を指定します。
  6. 必要に応じて、[説明とキーワードを編集] をクリックして、保存されたデータに関する追加情報を追加します。
  7. [保存] をクリックします。
    データは指定したライブラリー フォルダに SBDF ファイルとして保存され、フォルダに対するアクセス権限が十分なユーザーがアクセスできます。

ビジュアライゼーションからファイルへのデータのエクスポート

このタスクについて

Details-on-Demand (表示されている場合) を含む、分析内のアクティブなページ上の任意のビジュアライゼーションからデータをエクスポートできます。ビジュアライゼーションからデータをエクスポートすると、ビジュアライゼーション項目の集計値が取得されます。テーブル、クロス テーブル、および要約テーブルの場合、すべてのデータをエクスポートするか、マークされたデータのみをエクスポートするかを選択できます。他のすべてのビジュアライゼーション タイプでは、ビジュアライゼーションでマークされているデータをエクスポートできます。テーブルのビジュアライゼーションまたはDetails-on-Demandからエクスポートする場合、さまざまなファイル形式を使用できます。他のすべてのビジュアライゼーション タイプでは、エクスポートされるファイルは常にタブ区切りのテキスト ファイルになります。

始める前に

テーブル、クロス テーブル、または要約テーブル以外のビジュアライゼーションからデータをエクスポートするには、最初にエクスポートする項目をマークする必要があります。

手順

  1. メニュー バーで、[ファイル] > [エクスポート] > [ファイルへのデータ]の順に選択します。
    [データをファイルにエクスポート] ダイアログが開きます。
  2. [データのエクスポート元] で、[ビジュアライゼーション] を選択します。
  3. ドロップダウンリストから、新規データファイルの基となるビジュアライゼーションを選択します。
    テーブル、クロス テーブル、または要約テーブルからすべてのデータまたはマークしたデータをエクスポートしたり、または他のビジュアライゼーションからマークしたデータをエクスポートできます。また、現在 Details-on-Demand に表示されているデータをエクスポートすることもできます。
  4. 選択したビジュアライゼーションで両方のオプションが使用できる場合は、エクスポートするデータを選択します。
    • すべての項目のデータ - 現在表示されている方法で、選択したビジュアライゼーション内のすべてのデータをエクスポートします。つまり、現在のフィルター後に残ったデータのみがエクスポートされます。このオプションは、テーブル、クロス テーブル、要約テーブル、およびDetails-on-Demandで使用できます。
    • マークされた項目のデータ - 選択したビジュアライゼーション内の現在マークされている項目のデータをエクスポートします。マークされたローがフィルターアウトされていても、それらのローがすべてエクスポートされることに注意してください。このオプションは、分析内にマークされた項目がある場合のみ使用できます。
  5. ファイル フォーマットを選択します。

    マークされたアイテムに対するデータを、タブ区切りテキスト ファイル (*.txt) としてビジュアライゼーションからエクスポートできます。

    テーブル ビジュアライゼーションまたは Details-on-Demandからのデータの場合、データは、テキスト ファイル、Excel ファイル、カンマ区切りファイル (*.csv)、セミコロン区切りファイル (*.csv)、TIBCO Spotfire テキスト データ フォーマット ファイル (*.stdf)、または TIBCO Spotfire バイナリ データ フォーマット ファイル (*.sbdf) にエクスポートできます。SBDF および STDF ファイルの詳細については、以下を参照してください。Excel へのエクスポート時に、エクスポート対象となるのは書式設定ではなく、常に値であることに注意してください。現在ロケールが使用されている日付/時刻値は除きます。

  6. [OK] をクリックします。
  7. インストールされたクライアントを使用している場合は、ファイル名とファイルの場所を指定し、[保存] をクリックします。Web クライアントを使用している場合は、Web ブラウザの設定に応じて、ファイルがコンピュータにダウンロードされる場合と、ファイルを開くか保存するかを尋ねるメッセージが表示される場合とがあります。

データテーブルからファイルへのデータのエクスポート

このタスクについて

分析内のデータテーブルの 1 つに基づいてデータをエクスポートできます。

手順

  1. メニュー バーで、[ファイル] > [エクスポート] > [ファイルへのデータ]の順に選択します。
    [データをファイルにエクスポート] ダイアログが開きます。
  2. [データのエクスポート元] で、[データテーブル] を選択します。
    このオプションは、外部データ (インデータベース) では使用できないことに注意してください。インデータベース データテーブルからエクスポートする場合は、[データのエクスポート元] > [ビジュアライゼーション] を使用します。
  3. ドロップダウン リストで、データのエクスポート元となるデータテーブルを選択します。
  4. エクスポートするデータを選択します。
    • すべてのロー - フィルターの設定にかかわらず、選択されたデータテーブル全体に含まれるすべてのローをエクスポートします。
    • フィルターロー - アクティブなページのフィルタースキームを使用して、現在のフィルターを適用後に残っているローをエクスポートします。
    • マークされたロー - 指定したマークを使用して、ビジュアライゼーションでマークされているローをエクスポートします。マークされたローがフィルターアウトされていても、それらのローがすべてエクスポートされることに注意してください。
  5. ファイル フォーマットを選択します。
    データは、タブ区切りテキスト ファイル、Excel ファイル、カンマ区切りファイル (*.csv)、セミコロン区切りファイル (*.csv)、TIBCO Spotfire テキスト データ フォーマット ファイル (*.stdf)、または TIBCO Spotfire バイナリ データ フォーマット ファイル (*.sbdf) にエクスポートできます。SBDF および STDF ファイルの詳細については、以下を参照してください。Excel へのエクスポート時に、エクスポート対象となるのは書式設定ではなく、常に値であることに注意してください。現在ロケールが使用されている日付/時刻値は除きます。
  6. [OK] をクリックします。
  7. インストールされたクライアントを使用している場合は、ファイル名とファイルの場所を指定し、[保存] をクリックします。Web クライアントを使用している場合は、Web ブラウザの設定に応じて、ファイルがコンピュータにダウンロードされる場合と、ファイルを開くか保存するかを尋ねるメッセージが表示される場合とがあります。

SBDF および STDF ファイル

TIBCO Spotfire バイナリ データ フォーマット (*.sbdf) では、分析からのデータおよびメタデータをバイナリ形式で保管します。これを使用することで、TIBCO Spotfire でリンクされたデータを処理するときに、大幅にパフォーマンスを向上できます。

TIBCO Spotfire テキスト データ フォーマットにもメタデータが含まれます。たとえば、カラムのデータ型が保存されるため、このデータ フォーマットのファイルを TIBCO Spotfire で開くときに何もインポート設定を指定する必要がありません。TIBCO Spotfire テキスト データ フォーマット (*.stdf) を選択した場合、旧バージョンの TIBCO Spotfire でファイルを開くことはできますが、Spotfire テキスト データ フォーマットの機能のすべてを使用できない場合があります。