TIBCO Cloud™ Spotfire® Web クライアント ユーザー ガイド

テキストエリアへのプロパティ コントロールの追加

プロパティ コントロールをテキストエリアに追加し、カラムの値を設定することで、作成権限を持たない他のユーザーでも、ビジュアライゼーションに表示する内容を制御できるようになります。

このタスクについて

プロパティ コントロールを使用してオンデマンド データ テーブルを更新する例については、オンデマンドのデータテーブルの構成 を参照してください。◆以下の手順では、何を選択するかの基礎としてこの例を使用します。

始める前に

ここで説明する機能の一部は、インストールされた Spotfire クライアントを使用してのみ作成またはアクセスできます。

手順

  1. テキストエリアを作成するか、クリックしてアクティブにします。
  2. テキストエリアのタイトルバー (または右クリックメニュー) で [テキストエリアの編集] をクリックします。
  3. [テキストエリアの編集] ダイアログで、他のユーザーがそのコントロールの機能を理解できるように説明文を入力します。
  4. [プロパティ コントロールの挿入] ボタン をクリックして、追加するコントロールのタイプを選択します。この例では、ドロップダウン リストを追加します。その他のオプションについては、以下を参照してください。
    オプション説明
    ラベル 選択したプロパティの現在の値をテキストエリアに表示します。

    ラベルは、バイナリ プロパティでも使用できます。つまり、ラベルを使用してテキストだけでなくイメージを表示することができます。

    入力フィールド プロパティの新しい値を入力できるテキスト ボックスを追加します。

    入力フィールド (複数行) 複数行で文字列プロパティの新しい値を入力できるテキスト ボックスを追加します。

    入力フィールド (複数行) コントロールは、文字列プロパティでのみ使用できます。

    ドロップダウン リスト ドロップダウン リストを追加します。ドロップダウン リストでは、事前に定義したオプションのいずれかを選択することでプロパティ値を変更できます。

    リスト ボックス リスト ボックスを追加します。リスト ボックスでは、事前に定義したオプションのいずれかを選択することでプロパティ値を変更できます。

    リスト ボックス (複数行) リスト ボックスを追加します。リスト ボックスでは、事前に定義したいくつかのオプションを選択することでプロパティ値を変更できます。

    リスト ボックス (複数選択) コントロールは、複数行文字列プロパティでのみ使用できます。

    スライダースライダーを移動することでプロパティ値を変更できるスライダーを追加します。

    スライダー上部のラベルに、現在のプロパティ値が表示されます。

  5. [プロパティ コントロール] ダイアログで、ドキュメント プロパティを選択します。この例では、値「リンゴ」を持つ「タイプ」という文字列プロパティを使用します。
    ヒント: [新規] をクリックし、名前、タイプ、および値を定義して、新しいプロパティを作成することもできます。
  6. [プロパティ値を以下で設定:]を選択し、オプションを選択します。この例では、[カラム内の固有値] を使用します。
    このオプションは、ドロップダウン リストで選択可能な選択肢として、カラム内のすべての一意の値を表示します。その他のオプションについては、以下を参照してください。
    オプション説明
    カラムの選択 選択するカラムのリストを表示します。

    すべてのカラムを使用できない場合は、式を入力して、関心のあるカラムのみを表示できます。たとえば、datatype:integer または datatype:real を使用して、特定のデータ型のカラムのみを表示します。

    特定のカラム プロパティの値に一致するカラムを検索することもできます。たとえば、included.column という名前のカラム プロパティをデフォルト値 false で追加し、含めるカラムの値を true に更新した場合、検索式で included.column:true を使用できます。

    カラム内の固有値 カラムから選択された一意の値のリストを表示します。
    演算式 多少複雑な式を介して得られる値のリストを表示します。
    固定値 ユーザー自身が定義する値のリストを表示します。
    数値範囲 指定した値の間隔を使用して増やされた、最小値から最大値までの値の範囲を表示します。
  7. 手順 6 で選択した内容によってここに表示される内容は異なりますが、この例では、カラムで [固有値] を選択したことを前提としています。複数のデータテーブルが分析で使用可能な場合は、操作の対象となる [データテーブル] を選択します。
    コントロールを使用してオンデマンドのデータテーブルを定義する場合は、これをオンデマンドのデータテーブルではなく、メインのデータテーブルにする必要があります。
  8. 使用するカラムを選択します。この例では、「タイプ」カラムを使用します。
  9. 必要であれば、検索式を使用して、ドロップダウン リストに表示する値を制限できます。
    検索式と一致する値のみがコントロールに表示されます。有効な検索式の詳細については、「Spotfire で検索する」を参照してください。
  10. [OK] をクリックし、[テキストエリアの編集] ダイアログで、編集モードを閉じる前に [保存] をクリックします。

タスクの結果

プロパティ コントロールがテキストエリアに追加されます。プロパティ コントロールを使用してプロパティの値を変更できるようになりました。プロパティが軸で使用されている場合は、ビジュアライゼーションで表示する製品タイプを選択できます。