Spotfire® ユーザー ガイド

インストール済み Spotfire クライアントにログインする

インストール済み Spotfire クライアントを起動すると、ログイン ダイアログが表示されます。Spotfire を初めて起動する場合は、ダイアログの指示に従ってアプリケーションのインストールを完了してください。



Spotfire サーバーの認証方法によって、ログインの手順が異なる場合があります。Web ブラウザのログイン フォームにリダイレクトされる場合もあれば、ログイン ダイアログでユーザー名とパスワードを直接入力するように求められる場合もあります。

ログイン ダイアログで [ログイン情報を保存する] チェック ボックスをオンにした場合は、次回 Spotfire を起動すると自動的にログインできます。後で Spotfire を起動するときにログイン ダイアログに再度アクセスする場合は、Windows のスタート メニューから「Spotfire」を検索し、[Spotfire (ログイン ダイアログを表示)] オプションを選択して表示することができます。Spotfire にログインすると、共同ライブラリーやその他のコラボレーション機能にアクセスできます。

ヒント: サーバーが Spotfire Database 認証のみを使用するように構成されている場合は、オンライン状態でログインしているときに、インストール済みクライアントの [ユーザー > パスワードの変更] からパスワードを変更することができますが、それ以外の認証メカニズムでは行えません。

ログインに関してヘルプが必要な場合は、Spotfire 管理者にお問い合わせください。

サーバーの管理

複数の Spotfire Servers を使用している大企業で働いている場合は、ドロップダウンリストを使用して接続するサーバーを変更しなければならない場合もあります。新しいサーバーをリストに追加するには、[サーバーの管理] をクリックします。
注: プロキシサーバーを経由して接続している場合は、Spotfire にログインする前にご使用の Web ブラウザのセキュリティ設定を変更しなければならない場合があります。詳細については、ブラウザのヘルプを参照してください。Spotfire にログインする前に、http://<hostname>/spotfire/ を参照して、Spotfire Server の開始ページにアクセスできることを確認してください。

サーバーへの接続が安全であることを確認する

Spotfire Server に接続するときに通信が確実に暗号化されるようにするには、HTTPS 経由でサーバーに接続する必要があります。HTTPS を使用せずにサーバーに接続する場合、ユーザー名やパスワードなどの機密情報は暗号化されません。

安全に接続するには、Spotfire クライアントとの通信で HTTPS が有効になるように Spotfire Server を構成する必要があります。サーバーの構成の詳細については、 『Spotfire Server のインストールおよび管理ガイド』の「HTTPS の構成」を参照してください。

注: HTTPS を使用しないサーバー アドレスを追加すると、ログイン ダイアログのサーバー名は通知アイコン で強調表示されます。これは、サーバーへの接続が安全ではないことを通知するためです。

ディプロイメント エリア

Spotfire 管理者が複数の異なるディプロイメント エリアでサーバーを構成し、ユーザー ID でこれらのエリアを複数使用できる場合、ログイン時にディプロイメント エリアを選択するよう求められます。詳細については、[ディプロイメント エリアを選択] を参照してください。

更新をダウンロードする

Spotfire では、ユーザーに適用される Spotfire Server 上の更新を自動的に確認します。Spotfire Server にネットワーク接続しており、利用可能な更新がある場合は、ログイン時に通知されます。[更新の表示] リンクをクリックすると、使用可能な更新の内容を確認でき、更新をインストールするかどうかを判断できます。

オフラインで作業する

Spotfire Server が設置されたネットワークに接続していない場合でも、勤務先の会社の設定によって、オフラインで Spotfire を操作することができます。ほとんどすべての Spotfire の機能は、サーバーに接続していない状態でも操作できます。ただし、ライブラリーへのアクセスはありません。つまり、ライブラリーに保管された分析やデータ、およびデータベースへのインフォメーションリンクや共有データ接続を利用できなくなります。オフラインで作業するには、ログイン ダイアログの [オフライン作業] ボタンをクリックします。Spotfire のライセンスによっては、オフラインによる動作を継続するために、少なくとも月に 1 回は Spotfire Server に接続しなければなりません。

更新およびオフライン作業

複数のサーバーがあり、それらのサーバーのいずれかに更新がある場合、オフラインでの作業を選択した場合でも、それらの更新を利用できるようにログイン画面でこのサーバーを選択する必要があります。

サーバーなしで Spotfire を実行する

Spotfire Server にアクセスできない場合、たとえば 1 人用ライセンスを購入した場合、サーバーなしで Spotfire を実行できます。オフラインで作業しているときと同じ機能を利用できますが、Spotfire のアップデートにアクセスするには、新しいバージョンの Spotfire を手動でダウンロードしてインストールする必要があります。

サーバーなしで実行するための Spotfire のインストール
サーバーなしで Spotfire アプリケーションを使用するには、アプリケーションの正しいバージョンをダウンロードしてインストールする必要があります。Spotfire ダウンロード サイトで、製品ライセンスに対応したインストーラをダウンロードします。
  • SPOT_sfire-app_14.5.0_analytics_win.zip
  • SPOT_sfire-app_14.5.0_datascience_win.zip
インストーラを実行すると、アプリケーションは、対応する製品ライセンスに含まれる言語パック、地域コーディング テーブル、およびライセンス機能で事前構成されます。
サーバーなしで Spotfire を起動する

サーバーなしで実行するには、Spotfire を初めて起動するときにログイン ダイアログで [サーバーなし] を選択し、[サーバーなしで続行] をクリックします。

次回 Spotfire を起動するときは、ログイン ダイアログは表示されません。後でサーバーを追加する場合は、Windows のスタート メニューから「Spotfire」を検索し、[Spotfire (ログイン ダイアログを表示)] オプションを選択して、ログイン ダイアログで [サーバーの管理] をクリックすることで、ログイン ダイアログを強制的に表示できます。

言語の変更
Spotfire をサーバーなしで使用するためにインストールした場合、他言語 (ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語、ブラジルポルトガル語、日本語、韓国語、中国語) でアプリケーションを実行するための言語パックが含まれています。
  1. メニュー バーで、[ツール] > [オプション] の順に選択します。
  2. [オプション] ダイアログで [アプリケーション] タブに移動し、[言語] ドロップダウン メニューから希望の言語を選択します。
  3. Spotfire を再起動します。

コマンド行パラメータ

Spotfire Windows アプリケーションの起動時の動作を、コマンド ライン パラメータを使用して構成することができます。使用可能なすべてのコマンド行パラメータのリストについては、コミュニティのコマンド行パラメータ リファレンスを参照してください。