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スパークラインの表示

重要業績評価指標 (KPI) は、企業のパフォーマンスを監視するのに使用されます。KPI は、直近期間のパフォーマンスを反映します。KPI 値の経時的な傾向の確認も行いたい場合は、スパークラインと呼ばれるシンプルな折れ線グラフを KPI タイルに表示できます。

このタスクについて

重要: スパークラインに表示される値は常にプライマリ値です。

スパークライン

スパークラインで末端部分が点線の場合は、直近の計測の値を示し、時間のラインには計測されたタイミングが示されます。スパークラインは縦方向の範囲を示すスケールを使用して補足することができます。

手順

  1. KPI チャートで KPI を右クリックし、メニューが開いたら [プロパティ] を選択します。
    選択した KPI の [プロパティ] ポップオーバーが表示されます。サイドパネルでは、現在の KPI が強調表示されます。
  2. ポップオーバーで [スパークライン] を選択します。
    [スパークライン] セクションが表示されます。
  3. [スパークラインの表示] チェック ボックスがオンになっていることを確認します。
  4. 垂直方向の範囲を表示するには、[スケールを表示] チェック ボックスをオンにします。
  5. 値 0 を範囲に含めるには、[起点を含める] チェック ボックスをオンにします。
  6. KPI で [すべてのスパークラインで 1 つのスケール] を使用するか、[複数のスケール] を使用するかをクリックして選択します。
    KPI 内のすべてのタイルについて同じ条件でスパークラインを比較する場合は、[すべてのスパークラインで 1 つのスケール] を使用します。[複数のスケール] オプションは、たとえば、異なるスパークラインで表示するデータの規模が非常に異なり、そもそも各タイル カテゴリのトレンドを確認することが目的である場合に便利です。
    スパークラインを非表示にするには、[スパークラインの表示] チェック ボックスをオフにします。

上の画像では、複数のスケールがスパークラインに使用されており、起点はスケールに含まれていません。