時刻の差異の計算

データテーブルのカラムに異なる時刻ポイントが表示されているときに、関心があるのは実際のスタート ポイントまたはストップ ポイントではないことがあります。そして、それぞれの期間がどのくらい続いたかを知りたい場合があるとします。

以下の例は、時刻関数を使用して時刻の差異を計算する方法を示しています。

DateDiff() 関数

以下のデータテーブルには、あるレースの参加者のスタート時刻とストップ時刻が記載されています。



実際の時刻ポイントは重要ではありません。重要なのはその結果です。次の式があります。

DateDiff('Minute', [Start], [Stop])

この式を [計算カラムの追加] ダイアログに入力すると、スタート時刻とストップ時刻の差異が分単位で計算されます。



DateTimeNow() 関数

DateTimeNow() は現在のシステム時刻を返します。たとえば、この関数を上で説明した DateDiff 関数と組み合わせて使用すると、個人の生年月日がわかっているときにその年齢を計算できます。



次の式があります。

DateDiff('year', [Date of birth], DateTimeNow())

この式を [計算カラムの追加] ダイアログに入力すると、現在のシステム時刻と生年月日の差異が年単位で表されます。(以下の計算が行われた時点のシステム時刻は 2018 年 10 月 31 日です。)