マップチャートでマーカーの回転を使用して方向を示す

マーカー図形の中には、矢印のように方向を示すものがあります。マップチャート マーカー レイヤでこのようなマーカーを回転すると、動きの方向をビジュアル化できます。角度として解釈できる値を含むカラムが必要になります。

マーカーの回転方向は、時計回りと反時計回りのいずれも可能です。1 回転は 360 度で、値 361 は 1 度として解釈されます。

始める前に

マーカー レイヤを含むマップチャートが作成されている。

手順

  1. マップチャートを右クリックし、メニューが開いたら [プロパティ] を選択します。
    [プロパティ] ポップオーバーが表示され、サイドパネルにマップチャート内の現在のレイヤが表示されます。
  2. ポップオーバーに目的のマーカー レイヤのプロパティが表示されない場合は、サイド パネルでマーカー レイヤを選択します。
    選択したマーカー レイヤの [プロパティ] ポップオーバーが表示されます。
  3. ポップオーバーで [] を選択します。
    [] セクションが表示されます。
  4. [固定された形] を選択して、形パレット内で方向を示すのに適したマーカーをクリックします。
  5. ポップオーバーで [回転] を選択します。
    [回転] セクションが表示されます。
  6. カラムを選択し、必要に応じて、マーカーの回転角度を定義するのに使用する集計値のタイプを選択します。
  7. 回転の方向 ([時計回り] または [反時計回り]) を選択します。

タスクの結果

マーカー レイヤ内のマーカーが回転して、別の方向を示します。

風向きを示すマップチャート マーカー レイヤ

次のデータテーブルに、複数の場所の風速と風向きを示します。風向きは角度で表されています。



次のマーカー レイヤ内のマーカーは、それぞれの場所の風向きをビジュアル化するために使用されます (マーカー サイズは風速を表します)。


マーカーの回転

選択したマーカー図形が 上向きの矢印 の場合、このマーカー図形を時計回りに 90 度回転させると、右向きの矢印 のように表示されます。または、右向きの矢印 を使用するマーカー図形として選択した場合、時計回りに 90 度回転させると、 のように表示されます。

各マーカーを回転させる角度は、'Direction in degrees' データ カラムで定義されます。この例では、回転方向は時計回りに設定されています。