地域コーディングの問題の修正

自動地域コーディングが正常に動作しない場合があります。以下に、一部の地域コーディングの問題を修正する方法についていくつかヒントを示します。

カラム タイトルが地理的なタイトルと認識されない

カラムのタイトルは常に内容が地理的な事柄であることを示すわけではありません。

マーカー レイヤの以下の場所にマーカーを配置するとします。

マーカーが含まれるレイヤを作成するだけでは、内容は表示されません。マーカーは表示されません。マップチャートが設定されていないことは、マップチャート タイトルの感嘆符で示されます。(感嘆符をクリックすると、詳細情報が表示されます。)これは、タイトル「Destination」が地理的位置を含むカラムとして認識されていないためです。したがって、自動的に地域コーディング テーブルと対応付けされません。

マーカー レイヤ レジェンド (または [プロパティ]) の [マーカーの基準] セレクターで対応付けされるカラム「Destination」を指定するだけで、マーカーが正しく配置されます。



対応が地域コーディング テーブルに見つからない

データの地名は常に地域コーディング テーブルにある名前と完全に一致するわけではありません。マップチャート タイトルの記号 によって警告されます。記号をクリックすると、見つかった最初の 5 つの不一致が一覧表示されますが、他にもある可能性があります。

不一致がデータテーブルでのスペルミスによるものかどうかを確認します。そうであった場合は、値を置き換えることによって修正できます。

また、地域コーディング テーブルの地名がデータで使用されているものとは異なる言語で表される場合があることにも注意してください。たとえば、世界を対象とする地域コーディング テーブルでは、名前が各国で使用されている公用語で表されている場合があります。

複数の場所に同じ地名がある

地名が同じでも、場所が異なる場合があります。感嘆符によって、複数のエントリがあることが通知されます。適切なカラムが使用可能である場合、国 > 都道府県 > 市町村などの地理階層を指定して、問題が発生しないようにします。

マップチャートが適切な形状になったら地域コーディングの警告をオフにする

マップチャートに地域コーディングの警告が表示されていて、その警告が許容範囲内と思える場合は、警告をオフにしてマップチャートが破損していないのに破損しているように見える現象を回避できます。ビジュアライゼーションを右クリックし、マップチャートの [表示] セクションを開き、[地域コーディングの警告を表示] というチェック ボックスをオフにして、ビジュアライゼーションのタイトルから警告を非表示にします。