数値データの間隔を作成する

数値データは間隔にグループ化できます。間隔は名前が付いたビンで、分析のカテゴリとして処理できます。

数値カラムの値は、個別には重要でない場合があります。場合によっては、値のビンはビジュアライゼーションでカテゴリとして表示可能であるため、推奨されることがあります。ビンを作成する際は、数値データ カラムの最低値と最高値間の範囲が多くの間隔に分割されます。

たとえば、データに人々のグループに関する年齢情報が含まれている場合は、以下のように、年齢を年齢層別にグループ分けできます。
ビニング スライダー
範囲が分割されるビン数を決定します。データをビニングする際、スライダーが表示され、これを必要なビン数にドラッグできます。以下の棒グラフは上記と同じデータに基づいていますが、より多くのビンが表示されるように調整されています。
多くのビンを含むビニング スライダー

始める前に

数値データ カラムが軸で選択されている。

手順

  1. 軸のカラム セレクターをクリックして、そのポップオーバーを開きます。
  2. ポップオーバーで、カラム セレクターの [設定] ボタン をクリックして、[カラムの自動ビニング] を選択します。

    軸の値の範囲がビンに分割されます。ビンの数を変更できるスライダーは、カラム セレクターを補完します。
  3. スライダーをドラッグして、ビンの数を指定します。

タスクの結果

ビジュアライゼーションが指定されたビン数が反映されるように調整されます。間隔のエンドポイントが自動的に整然とした値に設定されます。
ヒント: スライダー ハンドルをダブルクリックして、必要なビン数を開かれたダイアログに入力できます。次に、数値データ カラムの最小値と最高値間の範囲が同じサイズの多くの間隔に分割されます。

テーブルに 33 人の身長と体重が一覧表示され、各個人の身長が並べ替えられた棒グラフに示されます。

体重ごとに棒に色を付け、数値をビニングすると、特定の体重の範囲内の個人を簡単に区別できます。以下の画像では、範囲は 4 つのビンに分割されます。身長に対して体重が重すぎる個人を確認できます。

たとえば、ビジュアライゼーションの左部分の暗い棒が目だっています。この個人は身長に対して体重が重すぎると思われます。

追加の例については、「ヒストグラムを作成する」を参照してください。