WMS レイヤを追加する

Web Map Service (WMS) は、マップ サーバーで地理情報システム (GIS) データベースからのデータを使用して生成されるマップ イメージを表示するための標準プロトコルです。特殊なコンテキストを提供するためにマップチャートのビジュアライゼーションへ WMS レイヤを追加することができます。

始める前に

WMS レイヤを追加するには、WGS84 座標基準系 (EPSG:3857 または EPSG: 4326) を使用するサーバーにリンクする必要があります。
ヒント: 多くの WMS リソースがインターネットで使用可能です。TIBCO Spotfire Community サイトの記事「WMS sources for Spotfire」には、WMS リソース (無料および有料) を含むサイトへの多くのリンクが一覧表示されています。(TIBCO Community サイトの使用は無料です。ただし、情報にアクセスするには、アカウントを登録する必要があります。)

手順

  1. マップチャートのビジュアライゼーションを右クリックして、メニューから [プロパティ] をクリックします。
    [プロパティ] ポップオーバーが表示され、[マップチャート] ポップオーバーには現在のレイヤがレイヤの順序、上から下に表示されます。
  2. [マップチャート] リストの下部にある [新しいレイヤを追加] をクリックします。
    レイヤ オプションのリストが表示されます。
  3. リストから、[WMS レイヤ] を選択します。
    WMS レイヤがマップチャートのリストの最上位に追加され、レイヤの [プロパティ] リストが表示されて、既定の設定を持つレイヤがマップチャートの最上位レイヤとして追加されます。
    注: タイトル領域にエラー アイコン (エラー アイコン) が表示されます。(WMS レイヤは、有効なサービスへの URL が入力されるまで有効ではありません。詳細については、「WMS レイヤとサブレイヤを構成する」を参照してください。)
  4. 必須: 有効なサービスへの URL を入力します。
    URL は有効な XML 構造と、WMS 1.1.1 以前のサービスをサポートし、WGS84 座標基準系 (EPSG:3857 または EPSG: 4326) を使用するサーバーにリンクする必要があります。
    • WMS 1.3.0 以降のみサポートするサーバーへのリンクを入力すると、タイトル領域にエラーが表示されます。
    • ほとんどの WMS マップは、特定の地域または国向けに設計されています。別の国または地域のマップ構造を含む URL を入力すると、Spotfire Business Authorでエラーが表示されます。
    指定した WMS サービスでログインが必要な場合は、[Use login credentials] チェック ボックスをオンにして、ユーザー名とパスワードを指定し、[ログイン] をクリックします。
    サポートされているサーバー バージョンへの有効な URL が入力されると、タイトル バーのエラー アイコンは表示されなくなります。
  5. オプション: レイヤをドラッグし、リストの新しい位置にドロップします。
  6. マップチャートのプロパティを確認して、表示を改良します。
    詳細なガイダンスおよび例については、「WMS レイヤとサブレイヤを構成する」を参照してください。
    ヒント: 既存のレイヤの設定を再利用できます。[プロパティ] ポップオーバーで [レイヤの複製]を選択し、同じマップチャートで選択したいずれかのレイヤを複製するか、分析の別のマップチャートからレイヤのコピーを追加します。詳細については、「レイヤを複製する」を参照してください。