カラムを分割する

Spotfire で[分析内の展開されたデータ] フライアウトを使用して、テキストを含むカラム (文字列カラム) を簡単に複数のカラムに分割することができます。スペース、コンマ、@ など、任意の分割文字で分割できます。同時に、元の文字列から不要な文字をトリムできます。

始める前に

データが分析にロードされていて、分析が [編集] モードである必要があります。

手順

  1. オーサリング バーで、[分析内のデータ] をクリックし、対象のカラムをクリックします。
  2. 展開されたフライアウトで、[選択したカラムの詳細] が選択されていることを確認します。
  3. 展開されたフライアウトで、[アクション] セクションを見つけ、[カラムの分割] をクリックします。
  4. [カラムの分割] ダイアログで、提案された区切り記号が正しいことを確認します。
    区切り記号として使用される文字は最終的なカラム値から削除されます。区切り記号には、"."、" " (スペース)、@ などの任意の文字、あるいは異なる文字の組み合わせを使用することができます。
  5. 提案されたカラムの数が正しいことを確認します。
    分割する文字列の先頭 (または末尾) の値にのみ関心がある場合は、ここで新しいカラムの数を減らすことができます。
  6. オプションで、分割を実行する前に元の文字列の先頭または末尾から不要な文字を削除することができます。
    たとえば、文字列の値がかっこまたは引用符で囲まれている場合、文字列の先頭または末尾から削除する文字の数を指定してそれらの文字をトリムすることができます。
  7. オプションで、文字列の末尾の値により関心がある場合、[文字列の最後から分割] をクリックして、先頭ではなく末尾から抽出する部分文字列のカウントを開始することができます。
    たとえば、電子メール アドレスのリストから異なる国に関する情報を抽出するときに、アドレスに含まれる各部分がローによって異なる場合、これは重要です。下記の電子メール アドレスの分割の例を参照してください。
  8. [OK] をクリックします。

タスクの結果

新しいカラムが [分析内のデータ] フライアウトに表示されます。新しいカラムは計算カラムとして追加され、他の計算カラムと同じ方法で名前または式を編集することができます。分割関数の詳細については、「テキスト関数」を参照してください。

電子メールアドレスを分割する

"firstname.lastname@company.country" という形式の電子メール アドレスのリストを分割する場合、Spotfire では分割操作の目的を判断するのが難しく手動の構成が必要になる場合があります。

対象が名前である場合は、"@" を区切り記号として分割を開始し、名前を 1 つのカラムに取得します。次に、"." を区切り記号として新しい名前カラムで分割を実行し、名前から姓を分割します。

ただし、対象が国コードである場合は、直接 "." で分割することを選択し、[新規カラムの数] を "1" に設定し、[文字列の最後から分割] を選択して、国コードのみを新しいカラムに取得します。