ユーザーガイド > データシップパフォーマンスの最適化 > データシップの構成 > Oracle用のデータシップの構成
 
Oracle用のデータシップの構成
データシップでは、説明プランを利用します。Oracleデータベースにそのデータを保持するように指定されたプランテーブルがまだない場合、データシップを機能させるには、それらのテーブルを作成する必要があります。
Oracle用のデータシップを構成するには
1.データシップに関わるOracleデータベースのDBA権限を持つユーザーとして、テーブルの作成に使用するお気に入りのツールを開きます。
2.説明プランデータを保持するテーブルを1つ以上作成します。
3.データシップのソースとターゲットを設計しているTDVユーザーが次の権限を持っていることを確認します。
プランテーブルの作成
説明プランの実行
このエラーが発生した場合でも、権限の調整が必要になる場合があります。
An internal error has occurred.Cause: For input string: ""
Oracleインスタンス間でデータを移動する場合、JDBCの代わりにデータベースリンクを使用すると、パフォーマンスが大幅に向上します。Oracleデータベースリンクを使用すると、Oracleインスタンスは独自のチャネルを利用して、あるOracleインスタンスから別のOracleインスタンスに大きなデータテーブルを転送できます。
次の手順はオプションですが、実行することをお勧めします。
データベースリンクをデータシップに使用するには
1.TDV-Oracleデータベースユーザー権限を付与して、次のクエリーを実行します。
SELECT * FROM dba_db_links;
 
2.Oracleインスタンスで、次のような構文を使用してOracleクライアントにデータベースリンクを作成します。
CREATE DATABASE LINK oral2_dblink connect to devdata identified by password using '(DESCRIPTION = (ADDRESS_LIST = (ADDRESS = (PROTOCOL = TCP)(HOST = <host_name>)(PORT = 1521)) ) (CONNECT_DATA = (SERVER = DEDICATED) (SERVICE_NAME = <service_name>) ))';
 
3.次のようなクエリーを実行して、新しいデータベースであるoral2_dblinkとの接続を確認します。
SELECT * FROM dual@oral2_dblink
 
4.データソースのデータシップ構成の完了」に進みます。