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移行するリソースバンドルの定義
各デプロイメントプランには、リソースバンドルをターゲットサイトに移行する1つの操作を含めることができます。
移行の方法を制御します。たとえば、リソース保持ポリシー、リソースのフィルタリング方法、移行するリソースのキャッシュの処理方法などを指定できます。このセクションでは、リソースバンドルの移行操作を定義する方法について説明します。
注意: 各デプロイメントプランには、1つのリソースバンドルのみを含めることができます。1つのプランで複数のリソースを移行する場合は、それらを1つのリソースバンドルに追加する必要があります。「リソースバンドルの定義」を参照してください。
デプロイメントプランで移行するリソースを定義するには
1.[PLANS(プラン)]をクリックします。
2.プランを選択します。
新しいプランを作成する必要がある場合は、「新しいデプロイメントプランの作成」を参照してください。
3.[Operations(操作)]タブを選択します。
4.[Edit(編集)]をクリックします。
5.[Add Operation(操作の追加)]をクリックします。
6.[Migrate Resources Operation(リソースの移行操作)]を選択してデプロイメントプランにリソースバンドルを追加します。
7.[Select Bundle from <source_site>(<ソースサイト>からバンドルを選択)]ダイアログで、プランに含めるリソースバンドルを選択します。
注意: デプロイメントプランごとに選択できるリソースバンドルは1つだけです。
Deployment Managerにバンドルとそのリソースツリーが表示されます。
8.バンドルのリソースツリーを展開して、このバンドルの第1レベルのリソースを表示します。
9.必要に応じて[Preview Bundle(バンドルのプレビュー)]をクリックし、このバンドルの含まれているリソースと除外されているリソースの完全なリストを表示します。メインバンドルリソース内のリソースはすべて、グレー表示されていない限り含まれています。
a. [OK]をクリックしてプレビューを閉じます。
10.[OK]をクリックします。
リストに操作が追加されます。
11.必要に応じてこのバンドルのデプロイメントプランオプションを編集し、[Save(保存)] をクリックします。
オプション
オプション行をダブルクリックしてから...
必須
Bundle(バンドル)
現在のバンドルリソースを確認します。必要に応じて、移行する別のバンドルを選択します。
リソースがバンドルから除外されていても、バンドル内の別のオブジェクトがそのリソースに依存している場合は、除外されているリソースも移行されます。
はい
Retention Policy(保持ポリシー)
次の値のリストからリソース保持ポリシーを選択します。
[Keep Non-Colliding(非衝突の維持)](デフォルト)-リソースの移行先ターゲットサイトフォルダーに含まれているリソースが保持され、同じ名前のリソースのみが上書きされます。
[Keep None(保持しない)]-リソースの移行先ターゲットサイトフォルダーに含まれているリソースはターゲットサイトから削除されます。
はい
Target Location(ターゲットの場所)
ターゲットTDVがオンラインの場合は、行をダブルクリックして目的の場所を参照します。
ターゲットTDVがオフラインの場合は、バンドルを移行するターゲットサイトの場所を入力します。ターゲットの場所を指定しない場合、[General(全般)]タブで指定されているデフォルトのターゲットの場所が使用されます。[General(全般)]タブでデフォルトのターゲットの場所が指定されていない場合、リソースはソースサイトと同じ場所に移行されます。
形式: /<directory>/<directory>...
例: /shared/examples
はい
Target Default Owner(ターゲットのデフォルト所有者)
これらのリソースを所有するターゲットサイトのユーザーを入力します。このユーザーは、ターゲットサイトに存在するか、同じデプロイメントプランのプリンシパルバンドルでターゲットサイトに移行する必要があります。また、このユーザーにはソースサイトと同じリソース特権が付与されます。
所有者を指定しない場合、ソースサイトと同じ所有者になります。
形式: <domain>/<username>
例: composite/Mary
いいえ
Principal Bundle Filter(プリンシパルバンドルフィルター)
ダイアログボックスでフィルターとして使用するプリンシパルバンドルを選択します。そのバンドル内のプリンシパルのリソース特権は、ターゲット内の同じプリンシパルに移行されます。
プリンシパルがターゲットサイトに存在しない場合は、これらを含むプリンシパルバンドルも移行する必要があります。
[Principal Bundle Filter(プリンシパルバンドルフィルター)]の以前の選択内容をクリアするには、[clear selection(選択のクリア)]を選択します。
いいえ
Caches for New Objects(新しいオブジェクトのキャッシュ)
次の値のリストからキャッシュ保持ポリシーを選択します。
[Create Cache Tables(キャッシュテーブルを作成する)](デフォルト)
[Do Not Create Cache Tables(キャッシュテーブルを作成しない)]
このオプションは、データソースキャッシュにのみ適用されます。ファイルベースのキャッシュには適用されません。キャッシュとDeployment Managerの詳細については、「キャッシュとDeployment Manager」を参照してください。
はい
Caches for Existing Objects(既存のオブジェクトのキャッシュ)
次の値のリストからキャッシュ保持ポリシーを選択します。
[Re-Create Cache Tables(キャッシュテーブルを再作成する)](デフォルト)
[Do Not Re-Create Cache Tables(キャッシュテーブルを再作成しない)]
このオプションは、データソースキャッシュにのみ適用されます。ファイルベースのキャッシュには適用されません。キャッシュとDeployment Managerの詳細については、「キャッシュとDeployment Manager」を参照してください。
はい
[Migrate Resources(リソースの移行)]操作の例を次に示します。
12.プランのプロパティの編集が完了したら、[Operations(操作)]タブの下部にある[Save(保存)]をクリックします。