リレーショナルデータソースの追加
TDVで使用するリレーショナルデータソースを追加するプロセスは、基本的にすべてのタイプで同じです。
[New Physical Data Source(新しい物理データソース)]ダイアログで、TDVがデータソースにアクセスするたびに使用される接続の詳細情報を指定する必要があります。この情報は、後でStudioでこのデータソースを開いて必要に応じて編集できます。各データソースタイプの一部のフィールドは、TDVによって自動的に入力されます。
2つのデータソース構成タブのフィールドの説明については、対応する『Adapter Guide(アダプターガイド)』を参照してください。
リレーションデータソースを追加するには
1.Studioで使用できるように、必要なドライバーがインストールおよび構成されていることを確認します。アダプターの入手およびJDBC JARファイルの適切な配置の詳細については、対応する『TDV Adapter Guide(TDVアダプターガイド)』を参照してください。
2.Netezzaの場合は、[Administration(管理)] > [Configuration(構成)]に移動して、[Check if nested aggregates is supported by datasource(ネストされた集計がデータソースでサポートされているかどうかを確認する)]構成パラメーターを[True]に設定します(該当する場合)。
3.Hive 1.1.0の場合は、テーブルのビューを作成し、そのビューから[Show Contents(コンテンツを表示)]を使用します。
4.リソースツリーの適切な場所を右クリックして、[New Data Source(新しいデータソース)]を選択します。
[New Physical Data Source(新しい物理データソース)]ダイアログの最初のフレームに、TDVに構成および追加されたカスタムアダプターを含む、使用可能なデータソースアダプターが一覧表示されます。
5.データソースアダプターの種類を検索して選択し、[Next(次へ)]をクリックします。
- Cloudera CDH4の場合は、データソースアダプターとしてHive 1.1.0(HiveServer2)を選択します。
- DB2 v9.5の場合は、DB2 v9アダプターのいずれかを選択します。
- Windows以外のプラットフォーム上のMicrosoft Accessデータソースの場合は、非ODBCのMicrosoft Accessアダプターを選択します。
- タイプ2ネイティブクライアント(OCI)を使用するOracle 11gの場合は、データソースアダプターとしてOracle 11g(OCIドライバー)を選択します。
- Type 4 Java専用クライアント(シンドライバー)を使用するOracle 11gの場合は、データソースアダプターとしてOracle 11g(シンドライバー)を選択します。
- ご使用のデータソースアダプターのバージョンに一致するSybaseオプションを選択します。
使用しているSybaseバージョン | 使用するSybaseオプション | 必要なドライバー |
Sybase v12.x | Sybase 12 | jConnect for JDBC 16 |
Sybase v15.x | Sybase 15 | jConnect for JDBC 16 |
JDBC Type 4ドライバーを使用するSybase IQ v15 | Sybase IQ | jConnect for JDBC 16 |
JDBC Type 2ドライバーを使用するSybase IQ v15 | Sybase IQ (Type 2) | SQL Anywhereデータベースクライアントv12.0.1 |
注意: 適切なデータソースタイプがない場合は、「
カスタムアダプター」で詳細を確認してください。
6.Studioのリソースツリーに表示するデータソースの名前を入力します。
7.データソースの基本的な接続情報を入力します。特定のデータソースの基本設定の説明については、『Adapter Guide(アダプターガイド)』を参照してください。
8.キータブファイルを使用してKerberosセキュリティを有効にするには、[Basic(基本)]タブで[Kerberos]オプションを選択します。次に、[Keytab File(キータブファイル)]フィールドと[Service Principal Name(サービスプリンシパル名)]フィールドに値を入力します。
9.接続値と関連フィールドを入力します。特定のデータソースの詳細設定について詳しくは、『Adapter Guide(アダプターガイド)』を参照してください。
注意: これらのフィールドの多くは、接続プールを制御します。接続プールの構成では、インターネットで見つけることができる標準設定を使用します。
10.下にスクロールして、必要な情報がすべて指定されていることを確認します。
他のフィールドとオプションについては、追加する特定のデータソースに関するセクションを参照してください。
11.次のいずれかのオプションをクリックします。
- [
Create & Introspect(作成とイントロスペクト)]: データソースをすぐにイントロスペクトします。「
データソースのイントロスペクト」を参照してください。
- [Create & Close(作成して閉じる)]: データソース定義を保存し、すぐにはイントロスペクトしません。