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XML/HTTPデータソースの追加
このセクションの手順を使用して、XML/HTTPデータソースを追加します。データソースを追加した後、データへのアクセス方法の詳細については「HTTPを介したXMLデータの取得」を参照してください。
XML/HTTPデータソースを作成するには
1.このデータソースを存在させるStudioリソースツリー内の場所を右クリックして、[新しいデータソース]を選択します。
2.[New Physical Data Source(新しい物理データソース)]ダイアログで、[XML/HTTP]を選択して[Next(次へ)]をクリックします。
3.XML/HTTPデータソースの次の接続情報を提供します。
- [Name(名前)]: データソースの名前
[Basic(基本)]タブで、XML/HTTPデータソースの次の情報を提供します。
- [URL]: XMLソースをホストするHTTPサーバーへのURL
- [Method(メソッド)]: GETまたはPOST
リクエスト情報をHTTPサーバーに送信してデータをリクエストするには、GETを使用します。通常、GETは静的リソースを取得するために使用されます。ただし、クエリー文字列または追加のパス情報をGETリクエストのURLの疑問符(?)の後にテキスト文字列として追加して、サーバー側の処理をトリガーすることができます。
処理するデータをHTTPサーバーに送信し、送信プログラムと受信プログラムのデータ形式に互換性があることを確認するには、POSTを使用します。
- [Login(ログイン)]: HTTPサーバーにアクセスするための有効なユーザー名とパスワード。
- [Password(パスワード)]: HTTPサーバーにアクセスするためのサインインユーザー名のパスワード。
- [Save Password(パスワードの保存)]: [Pass-through Login(パススルーログイン)]が有効になっている場合にのみ有効なチェックボックス。
- [Pass-through Login(パススルーログイン)]: 詳細については、「パススルーログインについて」を参照してください。
- [Authentication(認証)]: このデータソースの認証方法を選択します。
- [Domain(ドメイン)]: NTLM認証の場合のみ、ドメインを入力します。
- [Service Principal Name(サービスプリンシパル名)]: NEGOTIATE認証の場合のみ、サービスプリンシパル名を入力します。
- [Access Token(アクセストークン)]: OAUTHの場合にトークンの値を入力します。例:
e72e16c7e42f292c6912e7710c838347ae178b4a&scope=user%2Cgist&token_type=bearer
 
- [Automatically Retrieve Access Token(アクセストークンの自動取得)]: OAUTHの場合。
- [No Input(入力なし)]: 入力が不要な場合に選択します。
- [Input in URL(URLに入力)]: URLに入力するかどうかを選択します。
- [Input Document Definition(入力ドキュメント定義)]: 入力ドキュメント定義を指定するには、[Browse(参照)]ボタンを使用して、「XML定義セットの作成」の説明に従って作成した定義セットを見つけます。
- [Output Document Definition(出力ドキュメント定義)]: 出力ドキュメント定義を指定するには、次の例のように、XMLデータを取得するためのスキーマを提供する出力ドキュメント定義のパスを参照します。
/<path to definition set>/xmlhttp_ds_schema/GetVotersResponse
[Input Document Definition(入力ドキュメント定義)]または[Output Document Definition(出力ドキュメント定義)]の[Browse(参照)]ボタンクリックすると、[Choose Schema(スキーマの選択)]ウィンドウが開きます。
a. 左側のペインのリソースツリーでXML定義セットを選択します。
b. 右側のペインの[Show(表示)]ドロップダウンリストで[Element(要素)]が選択されていることを確認し、定義を選択します。
[Element(要素)]を選択すると、XML/HTTPサービスで特定のスキーマレスポンスが想定されます。ドキュメント要素の完全修飾名は、スキーマから選択した要素と同じである必要があります。
[Type(種類)]を選択する場合は、ドキュメント要素が同じ種類である必要があります。
右側のペインで選択を行うと、入力または出力ドキュメント定義への完全なパスが[Schema(スキーマ)]フィールドに自動入力されます。
c. [OK]をクリックします。
[New Physical Data Source(新しい物理データソース)]ウィンドウに戻ります。
4.[Advanced(詳細)]タブをクリックします。
5.[Advanced(詳細)]タブで次の情報を入力します。
- [Certificates(証明書)]: XML/HTTPデータソースで使用するセキュリティ証明書に関する情報を入力します。表の上にあるボタンをクリックすると、次の操作が可能です。
- [Import Certificate Key Store From File(ファイルから証明書キーストアをインポートする)]: パスを入力または参照し、キーストアのタイプとパスワードを選択します。
- [Export Certificate Key Store To File(証明書キーストアをファイルにエクスポートする)]: キーストアをファイルにエクスポートします。
- [Clear Certificate Key Store(証明書キーストアのクリア)]: キーストアをクリアします。
- [Channel Pass-through(チャネルパススルー)]: XMLまたはHTTPデータソースに渡すHTTPリクエストヘッダープロパティの名前を識別します。名前をカンマ区切りのリストとして指定することで、複数の値をデータソースに渡すことができます。
- [Environment Pass-through(環境パススルー)]: ログイン認証またはその他の目的でXMLまたはHTTPデータソースに渡す1つまたは複数の環境変数を入力します。
6.次のいずれかのボタンをクリックします。
[Create & Introspect(作成とイントロスペクト)]: イントロスペクトをすぐに続行します。
[Create & Close(作成して閉じる)]: データソースを作成します。後でイントロスペクトすることができます。
7.イントロスペクトをすぐに実行するまたは後で実行する方法については、「データソースメタデータの取得」を参照してください。