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TDVコンテナーの起動(シングルノード)
このセクションでは、TDV Dockerコンテナー(シングルノード)を起動する方法について説明します。TDVコンテナーのサイジングのガイドラインを確認する必要がある場合は、「TDVのサイジングガイドライン」を参照してください。
シングルノードのTDV Dockerコンテナーを起動する一般的な例
シングルノードのDockerコンテナーを起動する一般的な例を以下に示します。
 
$ docker run -itd --mount <mount-value> --cpus=<cpu-value> -m=<memory-value> --name <tdv-container-name> <repo-name>/<image-name>[:<image-tag>] tdv.server
参考資料:
上記のdocker runコマンドで使用する各オプションの説明については、以下の表を参照してください。
 
オプション
Dockerヘルプリファレンス
-t
疑似TTYを割り当てます。https://docs.docker.com/engine/reference/run/
-i
接続されていない場合でも、STDINを開いたままにします。https://docs.docker.com/engine/reference/run/
-d
コンテナーを切り離しバックグラウンドで実行し、コンテナーIDを出力します。https://docs.docker.com/engine/reference/run/#detached--d
--mount
(TDVが必要)Dockerコンテナーとして実行する場合、TDVコンテナーには永続ストレージ領域が必要です。サイジングの推奨事項については、「TDVのサイジングガイドライン」を参照してください。
: --mount type=volume,source=tdv-vol,target=/opt/TIBCO
: TDVコンテナーを起動する前に、マウントポイントに有効なボリュームが存在している必要があります。
--cpus
(TDV推奨)通常、TDVコンテナーは2 CPU/コアで最適に動作します。値の推奨事項については、「TDVのサイジングガイドライン」を参照してください。
--m
(TDVが必要)TDVコンテナーには、最低8 GBのメモリーが必要です。TDVのワークロードが高くなると、より多くのメモリーが必要になります。値の推奨事項については、「TDVのサイジングガイドライン」を参照してください。
<tdv-container-name>
TDV Dockerコンテナーのコンテナー名です。名前にtdvを含めることをお勧めします。例: tdv、tdv-1、tdv-2、tdv-dev、tdv-prodなど。
<repo-name>
TDV Dockerイメージのリポジトリ名です。
<image-name>
名前にtdvを使用することをお勧めします。任意の名前に変更することもできます。
<image-tag>
名前にTDVのバージョンを使用することをお勧めします。例: 8.3。