インストールおよびアップグレードガイド > TDV Dockerコンテナー > TDVコンテナ―の起動 > TDVコンテナー(クラスターノード)の起動 - クイックスタートスクリプトの使用
 
TDVコンテナー(クラスターノード)の起動 - クイックスタートスクリプトの使用
次の手順に従ってスクリプトを実行し、クイックスタートスクリプトを使用してTDVクラスターコンテナーを起動します。
1. Dockerコンテナを起動するための run_tdv_cluster_container.sh をインスタンスにダウンロードします。
2.次のコマンドを実行します。
./run_tdv_cluster_container.sh [--dry-run] [--skip-wait]
-h<g1>#</g1>-hヘルプ
[-hv] [--nodes <number>] [-d] [--del-vol]#削除設定(コンテナとボリューム)[-c <cpus>] [-i <name>:<tag>] [ -m <memory>] [-n <network>] [--name <name>] [-p <port>] [--vol <volume>]#コンテナ設定[-env <TDV_ARG>=<TDV_VALUE>。 ..] [--env-file <file>] #TDVランタイム構成
 
次の表に、スクリプトで使用されるさまざまなパラメーターの説明を示します。
パラメーター
説明
コメント
-ドライラン
実際にスクリプトを実行せずに実行の出力を表示します。
 
-スキップ-待機
TDVコンテナの待機チェックをスキップします。
 
-NS
スクリプトの使用に関するヘルプ。
 
-v
詳細モード出力を有効にします。
 
-ノード<番号>
作成するTDVクラスターノードコンテナーの数を設定します
デフォルトのノード数は「1」です。ノードの最小数は「1」です。
削除設定(コンテナーとボリューム)
-d
同じ<name>:<tag>で既に存在する場合は、TDVコンテナー(tdv、cache、およびrepo)を削除して停止します。
 
--del-vol
コンテナ名<name>:<tag>に関連付けられているTDVボリューム(tdv、キャッシュ、およびリポジトリ)を削除します。
 
コンテナー設定
-c <cpus>
コンテナのCPU数を設定します(10進数または正の整数形式)
デフォルトは「2.0」です。 「1.0」CPUが最小です。それより下の値はエラーになります。
: cacheとrepoコンテナーは1CPUのみ使用するようにハードコードされています。
-i
コンテナに使用する画像に<name>:<tag>を設定します。
デフォルトは「tibco/tdv:0.0」です
: cacheとrepoイメージの名前は、それに応じて<name>と<tag>に似た名前に変更されます。
-m(メモリ)
コンテナのメモリ量を設定します。
デフォルトは7GBです。 4GBが最小です。それより下の値はエラーになります。
: これが設定されていて、-e TDV_MAX_MEMORYが設定されていない場合、TDV_MAX_MEMORYはこのオプションで述べられている値がデフォルトとなります。
キャッシュおよびリポジトリコンテナーは、2gメモリのみを使用するようにハードコードされています。
-n <ネットワーク>
コンテナのネットワークを設定します。
デフォルトは「tdv-bridge」です
<network>が存在しない場合、エラーが発生します。
- 名前
コンテナに<name>を設定します。
デフォルトは「tdv0.0cluster」です
: cacheやrepoのコンテナ名は、<name>に近いものに変更されます。
--volが指定されていない場合、キャッシュおよびリポジトリコンテナーのボリューム名も<name>と同様に変更されます。
-p <ポート>
コンテナのベースホストポートを設定します
デフォルトは「9400」です。
--vol
コンテナの<ボリューム>を設定します
デフォルトは「tdv <version> -vol」です
TDVランタイム設定
--env <TDV_ARG>=<TDV_VALUE>
ランタイム構成のために、TDVパラメーターをコンテナーに渡します。
必要な設定:
--env TDV_ADMIN_PASSWORD=<PASSWORD>#すべてのコンテナ(つまり、tdv、キャッシュ、リポジトリ)のTDV管理者パスワードを設定します。
または:
--env TDV_ADMIN_PASSWORD_FILE=<ファイル内のクリアテキストパスワード>#(オプション)ファイルを使用してTDV管理者パスワードを保存します。指定されたファイルは、コンテナー内の/ run/secrets/tdv-admin-passwordに再マップされました。
: TDV_ADMIN_PASSWORD または TDV_ADMIN_PASSWORD_FILEのみを指定できます。両方を設定することはできません。
オプション設定:
-env TDV_BASE_PORT=9400#(オプション)TDVサーバーのベースポートを変更します。
-env TDV_MAX_MEMORY=7#(オプション)TDVサーバーのメモリ値(GB)を変更します。
これが設定されていて、-m <memory>が設定されていない場合、-m <memory>はデフォルトでTDV_MAX_MEMORY + 1GBになります。
-e <TDV_ARG>=<TDV_VALUE>
定義された環境変数を使用して、ランタイム構成のためにTDVパラメーターをコンテナーに渡します。
このオプションの引数で使用される変数は、使用前に定義および割り当てられた値である環境変数です。
--env-file <ファイル>
実行時構成のために、TDVパラメーターファイルをコンテナーに渡します。