TDVコンテナーの起動
TDVには、ユーザーがTDVコンテナーを起動するのに役立つ次のデプロイメントツールがあらかじめパッケージ化されています。
• クイックスタート コンテナ デイスクリプト「run_tdv_container.sh」(シングルノード用)
• クイックスタートコンテナデイスクリプト「run_tdv_cluster_container.sh」(クラスタモード用)
• Docker-Compose TDVの例 「docker-compose-tdv.yml」
これらのファイルは、以下のサイトからダウンロードできます。
また、TDVのDockerファイルとそれに対応するtar.gzファイルを、他のTDVディストリビューション(インストーラやパッチなど)と一緒に
edelivery.tibco.com のサイトで入手することもできます。TDVのDockerイメージをデプロイするには、以下の手順に従ってください。
ここでは、TDVのDockerコンテナーを起動する方法を説明します。TDVコンテナーのサイジングガイドラインを確認する必要がある場合は、「
TDVのサイジングガイドライン」を参照してください。
TDV管理者パスワード
DockerコンテナーのデフォルトのTDV管理者パスワードはありません。また、TDVコンテナーを起動するときに管理者パスワードを指定する必要があります。次のいずれかの方法でパスワードを指定できます。
1. クイックスクリプトや 「docker run」コマンドを実行する前に、環境変数 TDV_ADMIN_PASSWORD を設定します。
<g1>export </g1>TDV_ADMIN_PASSWORD=<VALUE>;
2. オプション「-e」を使用します。
docker run -e TDV_ADMIN_PASSWORD
3. パスワードをファイルに保存し、そのファイルを使ってコンテナを起動します。
<g1>docker run -env TDV_ADMIN_PASSWORD_FILE=<FILE> #</g1><g2></g2>ファイルには TDV_ADMIN_PASSWORD=<VALUE> が設定されている必要があります。
注: すべての docker run パラメータを環境ファイルに保存し、コンテナの起動時にそのファイルを使用することもできます。
<g1>docker run --env-file <FILE>. # </g1><FILE> ファイルには、他の必須パラメーターとともに TDV_ADMIN_PASSWORD=<VALUE> を設定する必要があります。