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FORCE_ESTIMATION(SELECTオプション)
FORCE_ESTIMATIONは、クエリ実行プランで実行される統計推定のレベルを制御するために使用されます。可能な値は、「-1」(推定なしを示す)、「1」(行レベルで各プランオペレーターで行われる推定)、および「2」(列レベルで各プランオペレーターで行われる推定)です。デフォルト値は2です。
サーバー構成設定「デフォルトSQLオプション」で別のデフォルト値を指定することにより、デフォルト値をオーバーライドできます。 TDV Studioで、[管理]-> [構成]-> [サーバー]-> [SQLエンジン]-> [デフォルトのSQLオプション]に移動し、FORCE_ESTIMATIONオプションのキーと値のペアを追加します。ここでオプションを設定すると、すべてのSQLステートメントに影響する可能性があるため、注意して使用する必要があります。
演算子
SELECT
構文
force_estimation
SELECT {OPTION force_ESTIMATION=2} *
FROM table1 INNER JOIN table2 ON table1.id = table2.id
INNER JOIN table3 ON table1.id = table3.id
上記のクエリでクエリオプション "FORCE_ESTIMATION"=2を適用すると、より正確な統計的推定が得られます。