データ ソースと TDV について

TDV は、豊富な情報リソースのモデリングに使用できる単一の仮想データ レイヤーにデータ ソースを統合します。Studio を使用してさまざまなタイプのデータ ソースを TDV プラットフォームに追加し、接続プロファイル、特定のソース機能、および詳細なソース イントロスペクション メタデータを定義できます。データモデリング レイヤー上に構築された TDV ビューとプロシージャは、各データ ソースに固有の機能を利用できるため、これらの異なる部分を単一の仮想データ レイヤーに統合できます。

データ ソースを追加するということは、TDV リポジトリー内の基になるネイティブ データ ソースの メタデータ表現を作成することを意味します。データの複製やソースの複製を意味するものではありません。各データ ソース タイプのデータ ソース メタデータには、データ ソースの次のようなものが含まれます。

カタログ、スキーマ、テーブル、カラムなどのデータを定義して保存します。
データの要求を受け入れて応答します。
インサート、アップデート、および削除トランザクションを処理します。
ストアド プロシージャを実行します。
データ関連の比較を行います。

データ ソース機能に関する情報の仮想レイヤーにより、TDV Server クエリ エンジンは、データ ソースの長所と、ソースでのデータの前処理に固有の利点を活用する効率的なクエリ実行プランを作成できます。

次のセクションでは、データ ソースの準備と使用について詳しく説明します。

TDV アダプターについて
イントロスペクションについて
フェデレーテッド クエリについて