Microsoft SharePoint Online 用コネクタ — 機能と設定
Microsoft SharePoint Online に接続し、データにアクセスすることができます。このページでは、機能、利用可能な設定、および SharePoint Online へのデータ接続を行う際の注意事項に関する情報を提供しています。
ページ コンテンツ
コネクタの機能
SharePoint Online 用コネクタを使用してデータにアクセスすると、次の機能が利用可能になります。
機能 | サポートについて |
---|---|
ロードする方法 |
|
カスタム クエリー | いいえ |
ストアド プロシージャ | いいえ |
カスタム接続のプロパティ | いいえ |
ID プロバイダによるシングル サインオン | いいえ |
Web クライアントでのオーサリング | いいえ |
Linux での Spotfire ディストリビューションに含まれます | はい |
- プロンプト タイプの [単一選択] および [複数選択] では、プロンプトに値を入力するか貼り付ける必要があります。選択可能な値のリストをプロンプトにロードすることはできません。
- カスタム リレーションはサポートされていません。
データ ソース プロパティ
サポートされているデータ ソース プロパティは次のとおりで、SharePoint Online 用コネクタでデータ接続を作成する際に構成できます。
サポートされるリストのタイプ
SharePoint Online のサイトで作成できる多くの種類のアプリは、データをリストに格納します。Spotfire でこれらのリストのほとんどにアクセスできます。
ただし、一部のアプリのタイプのリストは Spotfire でアクセスできません。[接続内のビュー] ダイアログでデータを選択しても、これらのリストはデータベース テーブルとして表示されません。
以下の表に、テストされたリストのタイプと、Spotfire でそれらのリストにアクセスできるかどうかについての関する調査結果を示します。表に含まれていないリストのタイプでも、Spotfire でアクセスできる場合があります。
アプリ/リストのタイプ | Spotfire でアクセス可能か |
---|---|
リスト | サポートされています。 |
カレンダ | はい |
お知らせ | はい |
連絡先 | はい |
リンク | はい |
プロモートされたリンク | はい |
タスク | はい |
カスタム | はい |
データシートのカスタム リスト | はい |
問題の追跡 | はい |
調査 | いいえ |
ディスカッション ボード | いいえ |
マイクロ フィード リスト | いいえ |
サポートされるデータ ソース
Spotfire は、SharePoint Online からのデータにアクセスするために、Microsoft GRAPH API を使用します。Spotfire が GRAPH API から SharePoint データを取得すると、GRAPH から返されたカラムのデータ型を最終的なデータテーブルの Spotfire データ型にマッピングします。
SharePoint データにアクセスするための Spotfire のインターフェイスとして GRAPH API があるため、SharePoint のカラムのタイプと Spotfire のデータ型の間には直接の型のマッピングはありません。
GRAPH のデータ型 | Spotfire のデータ型 |
---|---|
boolean | Boolean/Bool |
currency | Currency/Decimal |
number | Real/Double |
dateTime | Date または DateTime |
personOrGroup | String |
テキスト | String |
検索 | 型のマッピングは、ターゲット カラムのタイプによって異なります。メモ: 検索カラムは、オンデマンド データ テーブルのデータを制限するパラメータとしてサポートされていません。 |
計算 | 型のマッピングは、計算されたカラムのタイプによって異なります。 |
カラムのタイプ
次の表は、SharePoint リストのさまざまなカラムのタイプに関する情報を示しています。
Spotfire では、すべてのカラムのタイプにアクセスできるわけではありません。[接続内のビュー] ダイアログでデータを選択しても、これらのカラムは表示されません。
以下の表に、テストされたカラムのタイプと、Spotfire でそれらのカラムにアクセスできるかどうかについての関する調査結果を示します。
カラムのタイプ | Spotfire でアクセス可能か? |
---|---|
1 行のテキスト | はい |
複数行のテキスト | はい |
選択 | はい |
数値 | はい |
Currency | はい |
日付および時刻 | はい |
はい/いいえ | はい |
個人またはグループ | はい 注: [複数選択を許可] が有効になっている個人またはグループのカラムはサポートされません。
|
計算済み | はい |
検索 | はい 注: 検索カラムは、オンデマンド データ テーブルのデータを制限するパラメータとしてサポートされていません。
|
場所 | 一部 SharePoint の場所カラムの情報は、Spotfire で複数のカラムに分割されます。 情報は、[Country/Region]、[State]、[City]、[Postal Code]、[Street]、[Name] などのカラムに編成されます。 座標データは含まれていません。 |
ハイパーリンクまたは画像 | いいえ |
タスクの結果 | いいえ |
管理されたメタデータ | いいえ |
カラムの公開 | いいえ |
要約リンク データ | いいえ |
サポートされている関数
SharePoint Online ではインポート (インメモリ) データのみがサポートされているため、Spotfire インメモリ データ エンジンで使用可能な関数を使用して SharePoint Online データを操作できます。