色のルールを追加する

色のルールを追加することにより、指定アイテムの色をビジュアライゼーション アイテムの通常の色付けから目立たせることができます。

色のルールには、条件と色が含まれています。条件を満たすすべてのビジュアライゼーション アイテムに、指定した色が付けられます。たとえば、上位の値、または指定期間の値を特定の色で目立たせるルールを追加できます。例については、「色を使用する」を参照してください。

条件を指定するには、さまざまなルール タイプを事前定義します。使用できるルール タイプは、[色の基準] 軸で選択されているカラムにカテゴリ値または数値のどちらが含まれているかによって異なります。

複数の色のルールを 1 つのビジュアライゼーションに追加できます。

手順

  1. テーブル ビジュアライゼーションを右クリックして開くメニューから [プロパティ] を選択します。
    [プロパティ] ポップオーバーが表示されます。
  2. [] をクリックします。
    [] セクションが表示されます。
  3. 色の基準とするカラムが [色の基準] 軸で選択されていることを確認します。
  4. [色のルールを追加] をクリックします。
    [色のルールを追加] ダイアログが表示されます。ダイアログには、[色の基準] 軸の選択したカラムにカテゴリ値または数値のどちらが含まれているかによって、異なるルール タイプが提供されます。
  5. ドロップダウン メニューで [ルールのタイプ] を選択します。
    ルールのタイプにはそれぞれ、入力する固定値、ドロップダウン メニューから選択する集計、カスタム演算式など、異なる入力が必要になります。たとえば、[] ルールでは、目立たせる上位の値の数が入力となります。
  6. [ルールのタイプ] の下のフィールドで、ドロップダウン メニューを使用して、または値を入力して、必要な入力を指定します。
  7. 表示されたパレットから [] の四角をクリックして、ルールを満たすアイテムに使用する色を選択します。
  8. 必要に応じて、フィールドに追加したルールに対し [表示名] を入力します。
    表示名がレジェンドに表示されます。フィールドを空にしておくと、既定のルールのタイプ名が表示されます。
  9. [OK] をクリックします。

タスクの結果

色のルールがビジュアライゼーションに適用されます。
注: 複数の色のルールを 1 つのビジュアライゼーションに追加できます。最新の色のルールがその他の最上部に追加されます。ただし、色のルールが適用される順序は変更できます

色のルールの例

以下の散布図で、マーカーは店舗の電気機器と玩具の部門で各顧客が使った金額を表します。マーカーのグラデーション カラーは、顧客の年齢を表します。



高齢の顧客の購買行動を調査するとします。入力値を 25 として色のルール [] を追加すると、高齢の顧客上位 25 人 を表すマーカーが識別されます。


色のルールの例

注: 上記の散布図では、[描画順序] も顧客の年齢に指定され、プロットには最低値が最初に描画され、最高値が最後に描画されます。つまり、この特定の例で対象となるすべてのマーカーがその他の上部に描画され、背後に非表示になりません。
ヒント: 色のルールはカラー スキームの一部といえます。たとえば、上記で使用されるルール [] は、実際はカラー スキーム [上位 n] です。カラー スキームの n 値の既定は 10 ですが、簡単に変更できます。