タイルを業績基準で並べ替える

KPI ごとに指定する統計量を使用して KPI チャートのタイルを「高い順」または「低い順」に並べ替えることができます。並べ替えは、KPI チャートに存在するすべての KPI のタイルを対象にします。

これによって、たとえば「高い順」に並べ替え、チャートの上部に KPI が良好な業績を示すタイルを集めることができます。

手順

  1. 並べ替えに含める KPI を右クリックし、メニューが開いたら [プロパティ] を選択します。
    [プロパティ] ポップオーバーが表示されます。
  2. ポップオーバーで [並べ替え] を選択します。
    [並べ替え] セクションが表示されます。
  3. [タイルの並べ替え基準] で、タイルを並べ替える際に使用する基準を指定します。以下を行うことができます。
    • カラムセレクターで集計およびカラムを選択します。
    • カラムセレクターを右クリックし、[カスタム演算式] をクリックします。独自の式を入力できるダイアログが開きます。
    注: 並べ替えは、[高い順] または [低い順] オプションが使用されている場合のみに有効となります。次の手順を参照してください。
  4. 上記のステップ 1 ~ 3 を繰り返し、[高い順] または [低い順] の並べ替えに含めるすべての KPI の並べ替え順序を指定します。
  5. KPI チャートを右クリックして、ポップアップ メニューを表示します。
  6. [並べ替え順序] > [高い順] または [並べ替え順序] > [低い順] を選択します。

以下の KPI チャートには 2 つの KPI が含まれています。最初の KPI には、さまざまな店舗における訪問者数が示されています。この KPI のタイルのプライマリ値は並べ替えに使用するように指定されています。つまり、[タイルの並べ替え基準] では [訪問者] カラムが選択されています。

2 番目の KPI は、異なる果物の種類の販売実績をタイルのプライマリ値として表示し、購入金額を比較値として表示します。この KPI でも、プライマリ値は並べ替えに使用するように指定されています。つまり、[タイルの並べ替え基準] では [売上高] カラムが選択されています。



[高い順] を使用してタイルを並べ替えると、KPI チャートは以下のようになります。どちらの KPI のプライマリ値も、最も高い値から並べ替えられます。