新しい KPI を KPI チャートに追加する

1 つの KPI チャートに複数の KPI を表示することができます。KPI タイルに表示されるパフォーマンス値は、KPI によって異なる場合があります。新しい KPI を KPI チャートに追加するときは、タイルで監視する値とカテゴリを定義します。

KPI の値はタイルに表示され、それぞれのタイルは特定のカテゴリ (この例では Boston ) を表します。


KPI タイル

上記に示すように、これらのパフォーマンス値を視覚化するにはいくつかの方法があります。以下を行うことができます。
  • 特定の要素の直近の統計量を示すプライマリ値を表示する (a)。測定の対象は値の下に表示されます。
  • 比較または評価対象のプライマリ値に比較値を表示する (b)。例としては、実際の値を目標値または別の期間での対応する値と比較することなどがあります。測定の対象もここに表示されます。
  • タイルの背景に色を使用して現在の実績レベルを示す (c)。色付けのルールを設定することができます。たとえば現在のプライマリ値を評価する基準となるしきい値を含めることができます。タイルの背景の色は、評価の結果に応じて変えることができます。
  • プライマリ値を時系列で示すスパークラインを表示する (d)。スパークラインで末端部分が点線の場合は、現在の値を示します。スパークラインは縦方向の範囲を示すスケールを使用して補足することができます。

手順

  1. KPI チャートで KPI を右クリックし、メニューが開いたら [プロパティ] を選択します。
    選択した KPI の [プロパティ] ポップオーバーが表示されます。サイドパネルでは、現在の KPI が強調表示されます。
  2. サイドパネルの下部で、[新しい KPI を追加] をクリックします。
    新しい KPI がチャートに追加されます。サイドパネルでは、新しい KPI が強調表示されます。
  3. ポップオーバーで [] を選択します。
    [] セクションが表示されます。
  4. [値 (Y 軸)] で、プライマリ値として計算し、タイルに表示する対象の値を指定します。以下を行うことができます。
    • カラムセレクターで集計およびカラムを選択します。
    • カラムセレクターを右クリックし、[カスタム演算式] をクリックします。独自の式を入力できるダイアログが開きます。
    直近の期間の計算結果がタイルのプライマリ値として表示されます。期間については、次のステップの時間設定を参照してください。
  5. [時間 (X 軸)] で、期間の定義に使用するカラムまたは階層を選択します。
    表示されるプライマリ値は、定義した期間のうち、直近の期間の結果です。
    ヒント: タイルに期間を表示するには、[時間] 軸の下にある [タイルに時間を表示する] チェック ボックスを選択します。すべての期間にわたるプライマリ値の変化を示すために、スパークラインが使用される。
  6. [タイル基準] で、タイルが表すカテゴリを指定するカラムを選択します。
    カテゴリがタイルの左上に表示されます。
  7. [比較値] では、ステップ 4 で説明したオプションのいずれかを使用して、プライマリ値の比較対象を指定します。
    直近の期間の結果がタイルの比較値として表示されます。
  8. パフォーマンスを示すために色を使用する場合は、ポップオーバーで [] を選択します。
    [] セクションが表示されます。タイルの背景の既定の色はプライマリ値を反映し、色のグラデーションが使用されます。
  9. [色の基準] では、ステップ 4 で説明したオプションのいずれかを使用して、タイルの背景の色付けの基準となる計算を指定します。
  10. パフォーマンス レベルを、タイルの背景色を使用した別の方法で示すには [色のルールを追加] をクリックします。
    [色のルールを追加] ダイアログが表示されます。
  11. ダイアログで、ビジュアライゼーション項目の色付け方法を制御する色のルールを追加します。

タスクの結果

KPI が KPI チャートに追加されます。