値の置換 – 詳細情報

分析には、「値の置換」変換を使用できないいくつかのカラム タイプが含まれている可能性があります。このトピックでは、[値の置換] オプションを使用してこのようなカラムの値を置換できない理由を示し、値が正しくないと思われる場合に代わりに実行できることについて説明します。

注: ここで説明するカラム タイプの多くは、インストールされたクライアントでのみ追加または編集できます。Web クライアントでは追加や編集はできません。詳細については、Spotfire Analyst のヘルプを参照してください。

[値の置換] オプションの詳細については、「値を置換する」とその関連トピックを参照してください。

計算カラム

計算カラムは、多くの場合、他のカラムの値を含む式を使用して作成されます。計算カラムの特定の値が正しくない可能性がある場合は、元のカラムの 1 つの値が原因になっている可能性があり、代わりにそれを置換する必要があります。

[分析内のデータ] フライアウトの計算カラムをクリックし、[分析内の展開されたデータ] フライアウトのカラム ビューの [] で [編集] をクリックすると、式を編集または確認して式に含まれる元のカラムを検出できます。詳細については、「計算カラムを編集する」を参照してください。

この制限は、ビニングされたカラムなどのツールを使用して作成された計算カラムまたはカラム ビューで分割操作を使用して作成されたカラムにも適用されます。

カラム変換を含むカラム

展開された [分析内のデータ] フライアウトのカラム ビューデータ型を変更している場合は、値を置換する前にデータ型を元のデータ型にリセットする必要があります。ただし、値を置換した後にデータ型の変更を再適用できます。

同様に、カラム ビューから空の値を置換したカラムの値を置換することはできません。置換が完了した後に任意のタイプのカラムの変換を適用するか、またはカラム ビューでカラムのクイック変換を使用する代わりに目的の変換をカラム変換として追加します (変換はインストールされたクライアントでのみ使用できます)。

外部データ

データ接続からのデータが外部データの場合、値を置換することはできません。インデータベース データは、一般にデータ ソースから直接受け取ることを想定しているため、データにエラーが発生した場合には、分析内ではなくデータ ソースのデータベース管理者による修正が必要になることがあります。

ただし、データを外部で維持せず、データ接続からのインポートが可能な場合もあります。データ接続の作成は、ほとんどの場合インストールされたクライアントを使用して処理されます。

結果カラム

別の操作からの出力であるカラムは、値の置換をサポートしません。計算カラムなどのケースでは、結果カラムの問題は、実際には計算に使用された元の入力カラムの問題である可能性があります。

結果カラムのタイプによっては、計算への入力を編集し、結果値を含むビジュアライゼーションをリフレッシュして更新された結果を取得できる場合があります。

ただし、結果カラムのほとんどのタイプでは、異なる結果を得るために、ツールを別の設定で再実行する必要があります。詳細については、Spotfire Analyst ヘルプの「データ関数について」、「K平均法クラスタリングの実行方法」、「ライン類似性検索の比較の方法」、「階層的クラスタリング ツールについて」、および「予測モデリングについて」を参照してください。

タグ カラム

タグ カラムは Spotfire Analyst で手動で作成されたカラムで、選択されたローには特定の値 ('タグ') が割り当てられます。タグを変更する場合は、インストールされたクライアントで、タグ パネルを開き、タグを右クリックし、[タグの編集...] を選択してタグ名を変更します。

バイナリ カラム

画像、図形座標などのバイナリ データを含むカラムの値は置換できません。

カラム タイトル

1 つのローに関する情報が Details-on-Demand に表示される場合は、データテーブルからのカラム名がカラムに表示されます。[値の置換] を使用してカラム名を変更することはできません。代わりに、[分析内のデータ] フライアウトを開き、目的のデータテーブルを選択し、カラムを右クリックして [名前の変更] を選択します。展開された [分析内のデータ] フライアウトの詳細ビューからカラム名を編集することもできます。