TIBCO Spotfire® Business Author and Consumer User's Guide

Next()

階層の同じレベル内の次のノードを参照する場合は、式で Next() ナビゲーション メソッドを使用します。

以下に例を示します。



現在のノードに続く値が使用できない場合 (上記の 2019 年第 3 四半期の値など)、メソッドは欠落していない次の値 (この場合は 2019 年第 4 四半期) を探します。

このメソッドは通常、差異を計算するために使用されます。たとえば、上記のように、次の四半期を基準にして現在の四半期の変化を計算します。

注: 例で使用される式はインメモリ データが使用されることを前提としています。

データテーブルには毎週測定される新生児の体重がリストされ、体重は棒グラフで表示されます。



新生児の週ごとの成長に興味があるとします。その場合、値の軸に次の式を適用できます。



式は、週ごとに差異を計算します。つまり、各棒の値は次の棒の値から値を減算することによって計算されます。最も右側の棒には参照する次の値がないためドロップされます。

同じ例が Previous() トピックでも使用されています。表示される棒は使用するメソッドに応じて異なります。