テキスト関数
式に使用できるテキスト関数のリストを示します。
関数 | 説明 |
---|---|
~=
| If または Case ステートメントの一部として使用できます。Arg2 の正規表現文字列が Arg1 の文字列に一致する場合は true を返します。例:
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Concatenate(Arg1,
...)
| すべての引数を連結 (付加) して文字列にします。1 つの引数が指定された場合は、すべてのローが連結されます。複数の引数が指定された場合は、各ローが連結されます。引数には任意の型を指定できますが、文字列に変換されます。結果は文字列型です。NULL の引数は無視されます。 例:
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Find(Arg1,
Arg2,
Arg3)
| Arg2 における文字列 Arg1 の最初の出現について、インデックス番号を返します。Arg3 は返す一致をオプションで示します。3 つ目の引数が指定されない場合、最初の一致が返されます。一致が見つからない場合には、0 を返します。検索キーワードは、大文字と小文字が区別されます。最初の 2 つの引数の型は文字列で、3 つ目の引数と結果の型は整数です。 例:
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Left(Arg1,
Arg2)
| 文字列 Arg1 の最初の Arg2 文字を返します。Arg1 および結果は文字列型です。Arg2 は実数型ですが、整数部だけが使用されます。「Arg2 の長さ」 > 「Arg1 の長さ」の場合は、文字列全体を返します。Arg2 が負の場合、Arg2 の文字数は Arg1 文字列の右側から削除されます。例:
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Len(Arg1)
| Arg1 の長さを返します。Arg1 は文字列型で、結果は整数型です。例:
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Lower(Arg1)
| Arg1 を小文字に変換して返します。Arg1 および結果は文字列型です。 |
Mid(Arg1,
Arg2,
Arg3)
| Arg2 で指定したインデックスで始まる Arg3 で指定した文字分の Arg1 の部分文字列を返します。Arg1 および結果は文字列型です。Arg2 と Arg3 は実数型ですが、整数部だけが使用されます。Arg2 >
Len(Arg1) の場合には、空文字列を返します。また、Arg2+Arg3 >
Len(Arg1) の場合には、Arg3 は 1+Len(Arg1)-Arg2 に調整されます。Arg2 または
Arg3 が負の場合、あるいは Arg2 が 0 の場合には、エラーを返します。例:
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MostCommon(Arg1)
| 指定されたカラムの最大の共通値を返します。同一の値がいくつかある場合は、最初の値が使用されます。 例:
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NameDecode(Arg1)
| すべての部分文字列をデコードされた文字で置き換えます。 TIBCO Spotfire® のカラム名は、UTF-16 でエンコードされた文字列として格納されます。 例:
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NameEncode(Arg1)
| 正規表現 [.0-9a-zA-Z] に一致する文字のみが文字列に含まれるように、文字列の文字をエンコードします。TIBCO Spotfire® のカラム名は、UTF-16 でエンコードされた文字列として格納されます。 例:
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Repeat
| 指定された回数だけ文字列を繰り返します。 例:
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Right(Arg1,
Arg2)
| 文字列 Arg1 の最後の Arg2 文字を返します。Arg1 および結果は文字列型です。Arg2 は実数型ですが、整数部だけが使用されます。Arg2 > 「Arg1 の長さ」の場合は、文字列全体を返します。
例:
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RXExtract(Arg1,
Arg2,
Arg3) | 文字列 ( 例:
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RXReplace(Arg1,
Arg2,
Arg3,
Arg4) | 正規表現に従って部分文字列を置換します。Arg1 内で Arg2 の正規表現と一致する部分を検索して、その一致部分を Arg3 で置換します。置換オプションを指定する "g": "i": 比較する際に大文字と小文字を区別します。 "s": 一括表示モードで指定すると、ピリオド (.) がすべての文字 (改行を除く) の代わりになります。 バックスラッシュ文字 "\" やかっこ "(" と ")" など、一部の文字は、計算カラムを使用するときにエスケープして認識させる必要があります。かっこは正規表現でのグループ化に使用されるため、 "(" と ")" の両方は、( 記号または ) 記号が一致する必要がある場合はエスケープする必要があります。また、文字が正規表現で使用される場合、Spotfire 文字列と正規表現をエスケープするために二重バックスラッシュが必要になります。詳細については、MSDN など、正規表現の言語要素に関する資料を参照してください。 例:
(最後の例では、バックスラッシュが 2 回エスケープされる必要があります。Spotfire 文字列で 1 回と、正規表現で 1 回です。) |
Split(Arg1,
Arg2,
Arg3) | Arg2 を区切り記号として使用して、Arg1 の値を複数の部分文字列に分割します。Arg3
はどの値を新しいカラムとして返すかを指定します。1 つのカラムのみが表示されます。文字列の先頭から末尾ではなく、末尾から先頭に向かって分割する場合は、負の たとえば、"X" というカラムに " 例:
|
Substitute(Arg1,
Arg2,
Arg3) | Arg1 に含まれるすべての Arg2 を Arg3 に置換します。検索キーワードは、大文字小文字が区別されます。例:
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Substring(Arg1,
Arg2,
Arg3) | Arg2 で指定したインデックスで始まる Arg3 で指定した文字分の Arg1 の部分文字列を返します。Arg1 および結果は文字列型です。Arg2 と Arg3 は実数型ですが、整数部だけが使用されます。Arg2 >
Len(Arg1) の場合には、空文字列を返します。また、Arg2 +
Arg3 >
Len(Arg1) の場合には、Arg3 は 1+Len(Arg1) -
Arg2 に調整されます。Arg2 または
Arg3 が負の場合、あるいは Arg2 が 0 の場合には、エラーを返します。例:
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Trim(Arg1)
| 文字列の先頭と末尾の空白文字を削除します。 例:
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UniqueConcatenate(Arg1) | 文字列に変換された固有値を連結します。これらの値は比較演算子に従って順序付けされます。 例:
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Upper(Arg1)
| Arg1 を大文字に変換して返します。Arg1 および結果は文字列型です。例:
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