このセクションでは、Active Clusterのソフトウェアとハードウェアの要件を示します。このリリースのTDVでサポートされているすべてのデータソースとデータベースは、Active Clusterでサポートされています。

データソース機能ファイルとLDAPプロパティファイルは、クラスター内の他のマシンと自動的に同期されません。したがって、クラスター内に入るTDV Server上のldap.propertiesファイルまたはデータソース機能ファイルをカスタマイズした場合は、これらのファイルをクラスターのメンバーであるすべてのコンピューターに手動でコピーする必要があります。

たとえば、DB2の外部ドメイン構成ファイルとデータソース機能ファイルを変更した場合、クラスターのメンバーである、またはメンバーになる予定のすべてのコンピューターに次のファイルをコピーする必要があります。

デジタル証明書は、特定のコンピューターの識別情報と、それが別のコンピューターに送信するデータを保証します。Active Cluster内のすべてのサーバーには、コンピューターにデジタル証明書が設定されている必要があります。試用版のデジタル証明書はTDV Serverに同梱されていますが、完全なセキュリティを確保するには変更する必要があります。これを実行する方法については、「クラスター通信を保護するためのデジタル証明書の更新」を参照してください。

Active Clusterでサポートされているプラットフォームとプロトコルのリストについては、「インストールの要件とサポートに関する情報」を参照してください。

Active Clusterには、さらに4 MBのディスク容量が必要です。

Active Clusterでロードバランサーを使用する必要はありませんが、Active Clusterを使用するメリットを最大限に活用することを強くお勧めします。