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TDV DDL機能について
データベースデータサービスへの公開に加えて、TDV DDL (データ定義言語)機能を使用して物理データソースのテーブルを操作できます。このトピックでは、次のことについても説明します。
TDV DDL機能のデータタイプマッピングの管理
TDV DDLの制限
Netezza DDL作成の制限
クライアントアプリケーションは、データソースにテーブルを作成するときに、TDVで確立された接続とプロトコルを使用します。作成したテーブルはすぐにTDVリソースツリーに追加され、TDV内の他のテーブルオブジェクトと同じように操作できます。TDV DDL CREATE TABLEでは、(基になるデータソースでサポートされている)次の機能がサポートされます。
列名の指定
列タイプの指定(機能フレームワークを参照してデータソースに適したタイプマッピングを決定した後)
列のnull可能性の指定
主キーの指定
クライアントアプリケーションでテーブルを削除する必要がある場合、テーブルはデータソースとTDVリソースツリーの両方から直接削除されます。TDV内の変更を確認するために、データソースを再イントロスペクトする必要はありません。
この機能を使用すると、必要に応じて一時テーブルを作成および削除してアクションを最適化できるため、クエリーやレポートのパフォーマンスを向上させることができます。
TDV DDL機能のデータタイプマッピングの管理
TDVは、さまざまなデータソースタイプにテーブルを作成できるため、データソースの機能フレームワークを参照し、TDVクエリーのデータタイプ名とネイティブデータソースの対応するデータタイプの間のマッピングを決定します。TDV用のカスタムデータアダプターを定義することで、データタイプマッピングを上書きしたり、新しいマッピングを指定したりできます。詳細については、「データソースリソースの追加と削除」を参照してください。
テストに基づき、MicroStrategyで使用する予定のカスタムアダプターには、次のデータタイプマッピングを使用することをお勧めします。
データベース
カスタムデータタイプマッピング
MicroStrategyを使用するMySQL
FLOAT -> DOUBLE
MicroStrategyを使用するOracle
DOUBLE -> NUMERIC
TDV DDLの制限
クライアントアプリケーションが開いていてデータにアクセスしているときに一時テーブルコンテナーが変更された場合、クライアントアプリケーションが再度サインインするまで、更新された設定が表示されない可能性があります。変更前に作成した一時テーブルは、データベースから削除されません。
パススルーログインを使用するデータソースの場合、TDV Serverのシャットダウン中にアクティブな一時テーブルがクリーンアップされない可能性があります。TDVは、サーバーの起動時に、そのようなクリーンアップできないテーブルをすべてcs_server.logファイルに記録します。
Netezza DDL作成の制限
TDVは、DDLを使用してNetezzaデータソーステーブルに次のデータタイプを作成することはできません。
BINARY
BLOB
CLOB
IMAGE
LONG
LONGRAW
NCLOB
NTEXT
TEXT
TIMESTAMP
VARBINARY