データサービスのDDLの構成
TDV DDL機能を使用すると、TDVでDDLを使用して、物理データソースにテーブルを直接作成または削除できます。[TDV DDL]タブでは、DDL送信用のリレーショナルコンテナー(カタログまたはスキーマ)へのパスを指定できます。DDLは、TDVクライアント(つまり、JDBC、ODBC、またはADO.netプロトコルを使用するクライアント)によって送信されます。
データを操作するための場所をデータソース内に複数用意しておくと、複数のユーザーが同じテーブルにアクセスしようとしたときに競合を回避するのに役立ちます。これにより、関連するクエリー作業が実行されている1つ以上のデータソースで一時テーブルを作成できます。このようにして、TDVオプティマイザーの機能を最大限に活用し、すべての結合オブジェクトが共通のデータソースに存在する場合にクエリー全体をデータベースにプッシュできます。データソースにはさまざまな独自の最適化機能があるため、クエリーの実行場所を決定できるようにすることで、クエリーを実行するのに最適なデータソースを決定できるようになります。
Netezza DDLの作成に関する制限については、「
TDV DDL機能について」を参照してください。
データサービスでは、次のDDLステートメントがサポートされます。
• CREATE TABLE AS SELECT
• DROP TABLE
DDL Studioとユーザーのセキュリティ要件
• 仕様を作成するには、公開されたカタログまたはスキーマとターゲットデータソースコンテナーがすでに存在しており、それらのオブジェクトへの読み取り/書き込みアクセス権限がある必要があります。
• カタログまたはスキーマが存在する場合、仕様を作成するには、それらのオブジェクトへの読み取り/書き込みアクセス権限が必要です。
• パススルー認証または非パススルー認証を使用して、基になるデータソースとデータベースコンテナーにアクセスできる必要があります。
DDL送信用のリレーショナルコンテナーへのパスを指定するには
2.TDVおよびクライアントユーザーがDDLステートメントを実行できるように、DDLステートメントが実行されるデータソースに必要なユーザー権限がすべて設定されていることを確認します。
3.データベースサービスを開きます。
4.[Composite DDL(複合DDL)]を選択します。
5.クライアントが後でテーブルを作成または削除する可能性があるコンテナーパスを入力または参照します。
Oracle、Netezza、SQL Server、Teradata、MySQL、およびDB2では、一時テーブルを作成できます。その他の一時テーブルの作成のサポートは、それらを作成する物理データソースによって異なります。
6.オプションで、データソースでサポートされている場合は、テーブルを作成または削除できる場所を複数指定できます。これらの場所は通常、カタログまたはスキーマと呼ばれます。
a. 公開コンテナーパスを入力または参照します。
b. (Studioに存在する)物理コンテナーパスを入力または参照します。
c. 必要に応じて場所を追加します。
7.変更を保存します。
ODBCとMicroStrategyを構成する方法の例については、『TDV Client Interfaces Guide(TDVクライアントインターフェイスガイド)』を参照してください。