データベースサービスへのリソースの公開
表形式データとプロシージャをTDVデータベースサービスとしてクエリーと操作に使用できるようにするには、それらをData Services/Databasesの下のコンテナー(フォルダー)に公開する必要があります。
必要な数のTDVデータベースとスキーマを作成し、それらを複数のフォルダーに整理できます。公開された表形式データは、通常のデータベースと同じようにクエリーできます。
このセクションでは、一般的な公開手順について説明します。オプションのTDV DDLまたはOData機能のいずれかをデータベースサービス用に定義する場合は、次のセクションを参照してください。
考慮事項
公開したデータをExcelスプレッドシートから利用する場合は、カタログを使用してデータテーブルを公開する必要があります。たとえば、Data Service/Databases/<catalog>の下にカタログを作成し、そこにあるリソースのデータをExcelクライアントインターフェイスから使用できるようにします。
データサービスとリソースの名前を選択するときは、特殊文字を使用すると、クライアント(Business DirectoryまたはDeployment Managerを含む)で公開リソースを表示または利用するのが困難または不可能になる可能性があることを考慮してください。たとえば、Business Directoryは、「dsInv/publish」という名前のデータソースのデータを表示できません。
データベースサービスにリソースを公開するには
1.必要に応じて、リソースを公開するData Services/Databasesの下にフォルダーを作成します。
2.リソースツリーで1つ以上のテーブル、ビュー、またはプロシージャを強調表示します。
3.1つ以上のリソースを選択し、右クリックして[Publish(公開)]を選択するか、Studioのメニューバーから[Resource(リソース)] > [Publish(公開)]を選択します。
[Publish <resource_path_and_name>(<resource_path_and_name>の公開)]ウィンドウが表示されます。
4.リソースを公開するData Services/Databasesの下にあるフォルダーを選択します。
ダイアログの下部にある[Name(名前)]フィールドにリソース名が表示されます。
5.必要に応じて、[Name(名前)]フィールドに別の名前(「CompositeView_Published_As_a_DB」など)を入力します。
6.必要に応じて、[Overwrite existing published resources of the same name(同じ名前の既存の公開済みリソースを上書き)]をオンにします。
7.[OK]をクリックします。
リソースツリーの、リソースを公開したフォルダーにリソースが表示されます。