変換関数
使用可能な変換関数を示します。
関数 | 説明 |
---|---|
Base64Decode(Arg1) | base64 文字列を Spotfire でイメージとして表示できるように、バイナリ ラージ オブジェクトにデコードします。 例: Base64Decode([Column]) |
Base64Encode(Arg1) | バイナリ ラージ オブジェクトを base64 文字列としてエンコードします。Spotfire からのデータが他のアプリケーションにエクスポートされる場合に対象となることがあります。 例: Base64Encode([Column]) |
Boolean(Arg1) | カラムまたは値を Booleanに変換します。
例: Boolean([Column]) |
Cast(Arg1 as type) | 任意の式を任意のタイプにキャストします (NULL/未定義は除く)。 無効な値は伝搬されます。入力と出力のタイプが異なるタイプにキャストを実行すると、出力が異なります。詳細については、「キャスト メソッド」を参照してください。
例: Cast([IntegerColumn] as Currency) |
Currency(Arg1) | カラムまたは値を Currencyに変換します。
例: Currency([Column]) |
Date(Arg1, ..., Arg3) | カラムまたは値をDateに変換します。1 つの引数が使用される場合は、Arg1は String 型またはDateTime 型です。Stringを指定した場合は、日付をSpotfire が認識できる形式で記述する必要があります。また、日付のすべての部分 (年、月、および日) を指定する必要があります。下記の例を参照してください。DateTimeを指定すると、時刻の部分は削除されます。 3 つの引数が指定される場合、それらはInteger値である必要があります。最初の引数は年、2 つ目の引数は月、3 つ目の引数は日になります。 1 つの Integer引数が指定される場合、Date 関数がInteger を目盛として解釈します。目盛は、日付 01-01-01 (01 年 1 月 1 日) から開始し、100 ナノ秒単位でカウントされます。 「日付および時刻関数」と「キャスト メソッド」も参照してください。
例: Date("2003-03-21")→ 3/21/2003 Date("3/21/03")→ 3/21/2003 Date("10")→ (空) Date(null)→ (空) Date("2003-03-21 11:37:00")→ 3/21/2003 Date(2003,03, 21)→ 3/21/2003 Date(605000000000000000l)→ 3/4/1918 (有効な出力形式は、現在のロケールによって異なります。) |
DateTime(Arg1, Arg2,..., Arg7) | カラムまたは値をDateTimeに変換します。1 つの引数が使用される場合は、Arg1は String 型またはDate 型です。Stringを指定した場合は、日付をSpotfire が認識できる形式で記述する必要があります。また、少なくとも日付のすべての部分 (年、月、および日) は指定する必要があります。Dateを指定すると、時刻の部分は 00:00:00 (12:00:00 AM) に設定されます。 7 つの引数が指定される場合、それらはInteger値である必要があります。最初の引数は年、2 つ目の引数は月、3つ目の引数はその月の特定の日、4 つ目の引数は時間、5 つ目の引数は分、6 つ目の引数は秒、7 つ目の引数はミリ秒になります。 1 つの Integer引数が指定された場合は、DateTime 関数が整数を目盛として解釈します。目盛は、日付 01-01-01 (01 年 1 月 1 日) から開始し、100 ナノ秒単位でカウントされます。 「日付および時刻関数」と「キャスト メソッド」も参照してください。
例: DateTime("2003-03-21 11:37:00")→ 3/21/2003 11:37:00 AM DateTime("10")→ (空) DateTime(null)→ (空) DateTime("2003-03-21")→ 3/21/2003 0:00:00 AM DateTime(2003, 03, 21, 11, 37, 00)→ 3/21/2003 11:37:00 AM DateTime(605000000000000000l)→ 3/4/1918 11:33:20 AM (有効な出力形式は、現在のロケールによって異なります。) |
FirstValidAfter(Arg1) |
カラムの NULL 値を欠損している値の後の最初の有効値と置き換えます。
例: FirstValidAfter([Column]) |
FromEpochMilliseconds(Arg1) |
カラムまたは値を日付時刻に変換します。この場合、数値が 1970-01-01 以降経過したミリ秒数として解釈されます。
例: FromEpochMilliseconds(231312) |
FromEpochSeconds(Arg1) |
カラムまたは値を日付時刻に変換します。この場合、数値が 1970-01-01 以降経過した秒数として解釈されます。
例: FromEpochSeconds(231312) |
Integer(Arg1) | カラムや値をInteger数に変換します。変換に失敗した場合は、エラーを返します。Arg1には型 Integer、Real または String を指定でき、結果は Integer 型です。Real 数の場合は、小数部が切り捨てられ、整数部だけが使用されます。
例: Integer("-123")→ -123 Integer(-2.99)→ -2 Integer("0%")→ (空) Integer(1e20)→ (空) Integer(null)→ (空) |
LastValidBefore(Arg1) |
カラムの NULL 値を欠損している値の前の最後の有効値と置き換えます。
例: LastValidBefore([Column]) |
LongInteger(Arg1) | カラムまたは値を LongIntegerに変換します。
例: LongInteger([Column]) |
ParseDate(Arg1, ..., Arg3) | データを文字列からDate形式に解析します。最初の引数は文字列またはデータを含む文字列カラムです。 2 つ目の引数は、データの構成方法を説明する書式の文字列で、3 つ目 (オプション) の引数はカルチャ コードです。
例: ParseDate("2013-09-17", "yyyy-MM-dd") ParseDate("17-okt-2013","dd-MMM-yyyy","sv-SE") |
ParseDateTime(Arg1, ..., Arg3) | 日付/時刻情報を文字列からDateTime形式に解析します。最初の引数は文字列または日付/時刻情報を含む文字列カラムです。 2 つ目の引数は、情報の構成方法を説明する書式の文字列で、3 つ目 (オプション) の引数はカルチャ コードです。
例: ParseDateTime("2013-09-17 10:30", "yyyy-MM-dd h:mm") ParseDateTime("17-okt-2013 13:25","dd-MMM-yyyy HH:mm","sv-SE") |
ParseReal(Arg1, Arg2) |
文字列をReal値に解析します。1 つ目の引数は文字列または文字列カラムです。2 つ目 (オプション) の引数はカルチャー コードです。
例: ParseReal([Column], "en-US") ParseReal("7.25") |
ParseTime(Arg1, ..., Arg3) | 時刻を文字列からTime形式に解析します。最初の引数は文字列または時刻を含む文字列カラムです。 2 つ目の引数は、時刻の構成方法を説明する書式の文字列で、3 つ目 (オプション) の引数はカルチャ コードです。
例: ParseTime("9:25", "h:mm") ParseTime("17:30", "HH:mm","sv-SE") |
ParseTimeSpan(Arg1, ..., Arg3) |
期間情報を文字列からTimeSpan形式に解析します。最初の引数は文字列または期間情報を含む文字列カラムです。 2 つ目の引数は、情報の構成方法を説明する書式の文字列で、3 つ目 (オプション) の引数はカルチャ コードです。
例: ParseTimeSpan("5.7:11:3.1", "d.h:m:s.f", "sv-SE") ParseTimeSpan("123 3 11 7 -5", "f s m h d") |
Real(Arg1) | カラムや値をReal数に変換します。変換に失敗した場合は、エラーを返します。Arg1には型 Integer、Real または String を指定できます。結果は型 Real です。
例: Real(1.23)→ 1.23 Real(2)→ 2 Real("0%")→ (空) Real(null)→ (空) |
SingleReal(Arg1) | カラムまたは値を SingleRealに変換します。
例: SingleReal([Column]) |
SN(Arg1, Arg2) | NULL 値を置換します。NULL でない場合は Arg1を返し、その他の場合は Arg2 を返します。Arg1 とArg2 には任意の型を指定できますが、両方とも同じ型、または NULL である必要があります。結果は引数と同じ型です。 一般的な用途は、カラム内の NULL 値の置き換えです。Arg1がカラムである場合、Arg2 はカラムの内容と同じ型の値または同じ種類の内容の型を持つカラムのいずれかになります。Arg2もカラムである場合、Arg1 のエラーが Arg2 の同じローの値に置き換えられます。
例: SN(1, 2)→ 1 SN(null, 2)→ 2 SN(0/0, 2)→ #NA SN([Column], 1)→ 1 (カラムに NULL 値がある場合) SN([Column1], [Column2])→ (Column1 に NULL 値がある場合は Column2 の値) |
String(Arg1) | カラムまたは値を Stringに変換します。Arg1 には任意の型を指定できます。結果は文字列型です。
例: String(1.23)→ "1.23" String(null)→ (空) |
Time(Arg1, Arg2,..., Arg4) | カラムまたは値をTimeに変換します。変換に失敗した場合は、エラーを返します。1 つの引数が使用される場合は、Arg1は String 型またはDateTime 型です。Stringを指定した場合は、時刻を Spotfire が認識できる形式で記述する必要があります。また、時と分の両方を指定する必要があります。下記の例を参照してください。DateTimeを指定すると、日付の部分は削除されます。 4 つの引数が指定される場合、それらはInteger値である必要があります。最初の引数は時間、2 つ目の引数は分、3 つ目の引数は秒、4 つ目の引数はミリ秒です。 1 つの Integer引数が指定された場合は、Time 関数が整数を目盛として解釈します。目盛は、日付 01-01-01 (01 年 1 月 1 日) から開始し、100 ナノ秒単位でカウントされます。 「日付および時刻関数」と「キャスト メソッド」も参照してください。
例: Time("11:37:00")→ 11:37:00 Time("10")→ (空) Time(null)→ (空) Time(11, 30, 20, 4)→ 11:30:20 Time(605000000000000000l)→ 11:33:20 (有効な出力形式は、現在のロケールによって異なります。) |
TimeSpan(Arg1, Arg2,...,Arg5)) | カラムまたは値からTimeSpanを作成します。1 つの引数を指定した場合は、入力カラムの型は StringまたはTimeSpan です。Stringを指定した場合は、期間を "[-]d.h:m:s.ms" の形式で記述する必要があります。 5 つの引数を指定した場合は、1 つ目の引数は日、2 つ目の引数は時、3 つ目の引数は分、4 つ目の引数は秒、5 つ目の引数はミリ秒になります。最初の 4 つの引数が Integersで、最後の引数が Real 数になります。
例: TimeSpan([Column]) TimeSpan("247.5:17:11.5002") TimeSpan(247, 05, 17, 11, 500.2) |
ToEpochMilliseconds([Arg1]) |
カラムまたは値を日付時刻から 1970-01-01 以降経過したミリ秒数を表す数値に変換します。
例: ToEpochMilliseconds([Date]) |
ToEpochSeconds([Arg1]) |
カラムまたは値を日付時刻から 1970-01-01 以降経過した秒数を表す数値に変換します。
例: ToEpochSeconds([Date]) |