KPI の基本的な例

KPI (重要業績評価指標) 作成の原則について、簡単な例を使用して説明します。

KPI でのさまざまな設定の詳細については、「新しい KPI を KPI チャートに追加する」を参照してください。

以下のデータテーブルには、ある果物の 4 日間にわたる購入金額と売上高がリストされています。


データテーブル

ここで、1 日ごとおよび果物の種類ごとの売上高および購入金額の絶対値について最新の販売実績を監視する場合を考えます。また、1 日ごとの売上高が 200 未満の場合に警告されるようにするとします。

上記のデータに基づいて KPI チャートを最初から作成すると、KPI は以下のようになります。



最新の日の売上高がタイルにプライマリ値として表示されます。現在の値を示す点で終わるスパークラインは 4 日間の販売トレンドを示します。

購入金額については、タイルの比較値でこの数値を示すことができます。以下の図は、結果を示します。また、[タイルに時間を表示] チェック ボックスは、対象の期間を示す場合に選択します。



タイルの背景色は実績レベルを示すために使用できます。たとえば、赤を使用して、売上高が 200 未満のタイルを区別できます。 [プロパティ] ポップオーバーの [色] セクションで、この条件を満たすタイルが赤で色付けされる色のルールが追加されます



以下に、結果の KPI を示します。



さらに、軸の表示名を変更しカラムの書式設定を変更して、表示を改良できます。