WSDLおよびSOAPデータソース
Webサービス記述言語(WSDL)は、Webサービスを記述するXMLベースの言語です。WSDLファイルは、クライアントが操作に入力を送信する方法と、返信で想定する出力の種類を指定します。
Webサービスとは、SOAP 1.1や1.2などのXMLメッセージプロトコルを使用して他のWebアプリケーションと動的に対話するWebベースのアプリケーションのことです。Webサービスはあらゆるメッセージ形式とプロトコルに「バインド」できますが、一般的なバインドはSOAP、HTTP、およびMIMEの3つです。TDVは、SOAPバインディング用に次の複数のプロファイルをサポートしています: SOAP over HTTP、SOAP over WSIF JMS、およびSOAP over TIBCO JMS。バインディングプロファイルを使用すると、トランスポートプロトコル、エンコーディングスキーム、およびメッセージスタイルを指定できます。
トランスポートプロトコルは、リクエストの転送に使用されるメカニズムを定義します。
• TDVはHTTPおよびJMSトランスポートをサポートしています。
エンコーディングスキームは、転送するメッセージのエンコード方法を定義します。
• TDVは、データのエンコード方法の定義としてXMLスキーマを使用するリテラルエンコーディングスキームをサポートしています。
• TDVは、SOAP仕様で定義されているSOAPエンコーディングスキームの限定的なサポートも提供します。
• TDVでは、多次元またはスパースのSOAP配列はサポートされません。
メッセージスタイルは、リクエスト自体の構成方法を示します。
• TDVは、WSDLおよびSOAPのドキュメントリテラルメッセージスタイルをサポートしています。ドキュメントリテラルスタイルのメッセージには、スキーマでメッセージペイロードを定義した部分が一か所あります。
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